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今日(京)のおばんざい、なぁに。

へんこ山田のスタッフ【ごまりこ】が綴るブログ。
京都に生まれ育って○十年。 (京都弁と大阪弁のバイリンガル?)
小さい頃から、当たり前のように身近にあった 食卓のおばんざい(日常のおかず)や食習慣、 そして風習…そんな京都(ならでは)のひとこまを 大切に残していきたいなぁ~と思う今日この頃です。
日々の暮らしの中、京都のいろいろ、旬、風物、行事、等など、 「食」をからめて、つづっていきたいです。

「おはぎ」か 「ぼたもち」か

秋分の日の今日は、朝からひんやりとした空気。
見上げると空が高く、秋の到来を感じます。

ほんの少し前まで暑さに辟易していたのが嘘のよう…
「暑さ寒さも彼岸まで」 とは、よく言ったものです。

さて、
今日、お彼岸の中日、おはぎを作ってお供えしました。
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黒ごま、きなこ、粒あんのおはぎです。
ちなみに、黒ごまも、きなこも、中は粒あん。
そう、私は、粒あん党!(こしあんも好きですが…)

我が家では、ずっと「おはぎ」と呼んでいますが、
家庭によっては、「ぼたもち」とも呼ばれています。

なんでも、粒あんのものが「おはぎ」で、こしあんのものが「ぼたもち」
と聞いたこともあるし、
大きいのが「ぼたもち」で、小ぶりなのが「おはぎ」
と聞いたこともあります。

諸説あるようですが、一番納得できるのが、
春の牡丹の頃は「ぼたもち」(牡丹餅)
秋の萩の花咲く頃は「おはぎ」(お萩)
という説でしょうか。

何にしろ、おはぎは、先祖の供養や、秋の収穫への感謝の気持ちをこめて
供えられたのが、というのが起源のようです。

ただ「粒あんが好き」とか「きなこが香ばしい」とか言って、
パクパク食べているだけではいけません!
(…と自分を戒める)

「おはぎ」の由来はこの辺にして…
今日のおはぎは、道明寺粉で作りました。
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本来は、もち米とうるち米。
浸水して、炊いて、搗いて…とけっこう時間がかかるのですが、
道明寺粉は、短時間でやわらかくなり、搗かなくてもOK!

思い立ったらすぐ出来て、ぷちぷち、もちもちした食感がなかなか。

なにはともあれ、
数あるお饅頭の中でも、手作りで感謝の気持ちをこめるのに
一番ふさわしい和菓子ではないでしょうか。


追記:
ところで、
私自身、いつも「おはぎ」と呼んでいて、「ぼたもち」と
呼んだことがありません。
「ぼたもち」!と口にするのは、
諺「棚からぼたもち」を言う時くらいでしょうか。。。


◆道明寺粉のおはぎ
【材料】(約12個分)
    道明寺粉 180g、  砂糖15g、  塩 少々、(粒)あん 300g、
    [きなこ+砂糖少々]適宜、 [黒ごま+黒砂糖 少々]適宜
 【作り方】
  ① 粒あんは、やや大きめを4個(周りがあんこのもの)、
    やや小さめを8個(中があんこ)丸めておく。
  ② 耐熱容器に、道明寺粉と水350ccを加えて、5~10分浸水する。
    ラップをふんわりかけて、電子レンジで10分ほど加熱する。
    (途中で一度出して混ぜる)
  ③ ②に砂糖、塩少々を混ぜてラップをかけて、蒸らしておく。
    やや小さめを4個(中が道明寺、周りがあんこのもの)、
    やや大きめを8個(中があんこ、周りが道明寺)
    まとめておく。
  ④ 4個は、中が道明寺が周りをあんこにして、ラップで形作る。
    8個は、中があんこで、周りに道明寺、になるように丸く形作り、
    うち4個はきなこ砂糖、4個には、黒ごま砂糖をまぶす。

※ あんは、ラップではさんで、めん棒(ラップの芯)でくるくるとのばすと
  均等に薄くなります。
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カボチャでチャチャチャ~♪

珍しいかぼちゃ、そうめん南瓜を紹介したのは、
8月の終わりのことでしたか…
      ↓
そうめん!かぼちゃ

かぼちゃ第二弾は、こちらです。
SOMEN
ひょうたん型でひょうきんな外観。
バターナッツ南瓜です。

断面いきます。
SOMEN CUT
何かに似ている…?!
huku
七福神の福禄寿!?

いえ、顔の中心にある…
SOMEN3
そう鼻です。どう見ても鼻?!
眉毛がないと変でしょうか。
SOMEN1
ちょっと顔がこわばってる。
にこやかにいってみよう~♪
SOMEN2

食べ物で遊んではいけません。。。
(中学生の娘作か、はたまた、中年の私作か?)

さておき、本題に戻ります。
このバターナッツ南瓜を半分使い、まずはプリンを作りました。
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大きく作って切り分けて頂きます。
かぼちゃの甘さと、カラメルのほろ苦さが絶妙の
やわらかな口あたりのプリンです。
こうくると「かぼちゃプリン」と言うよりも
「パンプキン・プリン」!の方が似合いそうですね ♪

そして、かぼちゃの皮は、捨てずにきんぴらに!
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バターナッツ、残り半分で、スープを作りました。
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なめらかなポタージュではなく、
ところどころ、かぼちゃの形が残ってる田舎風のスープ。
形は残ってるけど、口に入れるとくずれる、
かぼちゃの存在感たっぷりのスープ。
こちらは、パンプキンスープ というより、かぼちゃのスープ。

クルトンがわりに、かぼちゃの種を炒ったものをトッピング。
これは種違いです。(違う「かぼちゃ」の種です!と強調!)
この種は、こちらのかぼちゃの種。
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ミニサイズのすずかぼちゃ。
こちらは、生で食べられる珍しい南瓜。
歯ごたえはキュウリ、味はカボチャ!
上のスープのお隣、浅漬けにしました。

すずかぼちゃは、サクサク切れて、種もワタもやわらかく
全部、そのままでも食べられます。
今回は、種はから炒りしてスープのクルトンに。
ワタは、わずかだったので、スープに投入して一緒に煮込みました。

個性的な南瓜がどんどん登場して、
南瓜好きとしては嬉しい限りです!

栄養たっぷりで美味しいかぼちゃ。
冗談でも、どてかぼちゃ、なんて言葉は使うまい。。。


◆ かぼちゃの田舎風スープ
【材料】(約4人分)
    バターナッツ南瓜 1/2個、 玉ねぎ 小1個、 ごま油・サラダ油 各大さじ1、 
    水 1カップ、  牛乳 2カップ、  塩、こしょう、酒 各適宜、
    白ねりごま 大さじ1

【作り方】 
  ① 南瓜は、種とワタをとり、皮もとり、1cm幅に切る。 
  ② 玉ねぎは、繊維に直角に薄切りにしてから、粗く刻む。
  ③ 鍋に油を熱し、玉ねぎを炒める。軽く塩をして、しんなりすると 
    ①を入れて一炒めする。
  ④ 酒をふり、グツグツ煮えると、水を加え、煮立つと弱火にして、アクをとり、
    ふたをして10~15分煮込む。
  ⑤ かぼちゃがやわらかくなると、おしゃもじで軽くつぶしながら
    煮る。牛乳を加えて、煮立つ直前に、火を止め、練り胡麻を加え混ぜて、
    塩こしょうで味を調える。

※ バターナッツ以外の南瓜でも同じように作れます。
※ 南瓜は、炒める前に、電子レンジで加熱するとはやく柔らかくなり、
  スピードアップします。
※ ここでは、すずかぼちゃの種をから炒りしたものをクルトン代わりにしましたが、
  南瓜の皮の細切りを油で香ばしく炒めたもの、本物のクルトン、或いは何も
  のせずに・・・自由にお楽しみください。




きごしょ

きごしょ、とは?

唐辛子の葉のことをいいます。
こちら
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よく見ると、
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小さな花も咲いています。
白いかわいい花。

さて、
この唐辛子、もちろん、ちぎり取って調理するのですが、
葉の方も、ちぎり取ります。

取った葉は、下ゆでしてから、たいていただきます。
緑の色を残して、さっとあっさり目にたくか、或いは
佃煮風にしっかりした味にたくか、好みですが、
佃煮風は、色も濃くなり、日持ちがします。

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こちらは、その中間くらいのたき具合、当座煮にしました。

夏の終わりの味です。
おそらく、夏中、実をつけてくれた唐辛子の木を
ぬいたもの(根つきのもあることから察するに)。
御苦労さま~と葉っぱもいただくのでしょう?!

贅沢なイメージの京料理に対して、
京都の一般庶民の食生活は、質素で、始末(倹約)、
物を大切にする精神が生きた「おばんざい」が多いのです。
(いえ、多かった…と過去形にすべきでしょうか)

京都以外で唐辛子の葉を食べる習慣があるかどうか
興味深いところです。

子どもの頃、気になっていたのは、
「きごしょ」って、どんな字書くんやろ? 

ようやくわかってきたのが、
きごしょ←きごしょう=木 胡椒 !

九州名産の「柚子胡椒」
この胡椒が、いわゆる「コショウ」ではなく「トウガラシ」なのと
同じです。

なにはともあれ、
実と葉と両方楽しめて、一枝で二度おいしい♪
きごしょのたいたんは、ほんのり苦みが大人の味。
(と書きつつ、子供のころも好きでした)
ご飯のおともにうれしい一皿です。

(お酒のおともにもよさそうです←下戸の勘)



◆ きごしょのたいたん
【材料】
    きごしょ 約200g、  ごま油 大さじ1、 鷹の爪 1本
    A【酒・醤油 各大さじ2、 みりん 大さじ1.5】
    ちりめんじゃこ 一つかみ、  白炒りごま 大さじ1
【作り方】
  ① きごしょは、よく洗って、ざるにあげ、たっぷり目の熱湯に
    さっとくぐらし、冷水に放ってから、よくしぼる。
  ② なべにごま油、鷹の爪を入れて、①を加えて一炒めする。
    ちりめんじゃこ、Aの調味料を加えて、煮る。
  ③ 汁気がなくなると、味を調えて、ごまを入れて一混ぜして
    できあがり。

※ Aの調味料は目安。お好みの味に仕上げてください。
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