space

今日(京)のおばんざい、なぁに。

へんこ山田のスタッフ【ごまりこ】が綴るブログ。
京都に生まれ育って○十年。 (京都弁と大阪弁のバイリンガル?)
小さい頃から、当たり前のように身近にあった 食卓のおばんざい(日常のおかず)や食習慣、 そして風習…そんな京都(ならでは)のひとこまを 大切に残していきたいなぁ~と思う今日この頃です。
日々の暮らしの中、京都のいろいろ、旬、風物、行事、等など、 「食」をからめて、つづっていきたいです。

なすびのび

なす、といえば夏野菜のイメージがありますが、
本来の旬は秋!? 
「秋茄子は嫁に食わすな」と言われているように
秋も、おなすは美味しいです

ところで、「なす」のことを何と呼びますか?
 そのまま「なす」
 あるいは「おなす」
が、一般的でしょうか?

先日、なすのことを私が「なすび」と呼んでいたら、
12歳の娘 曰く
「なんで、なすのことをなすびて言うの?! 「び」が付くと変!」

若干むっとした私、負けじと言い返しました。
「呼び方が、二つある野菜もあるの。
なすを、なすびと呼んだり、
かぶを、かぶらと呼んだり、
ごぼうを、ごんぼと呼んだり、
まりこを、ごまりこと呼んだり…」

娘、(いつも一言多い私に、半ばあきれた表情で)
「…でも、[なすび]ってなんか変な感じ…」

…・・・

今日おなすを料理しながら、その会話を思い出し、
急に気になってきて、調べてみました。

なんと正倉院文書に、なすが8世紀に献上された記録があり、
そこには、ナスが奈須比(なすび)と記載されているそうです。

「なすび」は、由緒正しき名前なのです!!

その上、
かつては、あまり栄養のない野菜のように思われていたなすですが、
皮の色素成分に、強い抗酸化作用があり、
動脈硬化を予防したり、血液をサラサラにしたり…
日焼けしてダメージを受けた肌を修復する嬉しい効果があるようです♪

さて、今日のなすびレシピは、
「なすとエビの海老チリ風」
ebinasu
海老チリ風なのに、揚げたり炒めたりしない
ちょっと意外な作り方です。

なすは大好きな野菜。
肌に効く~と聞くと、ますます食卓に上がる頻度が増えそうです


◆ なすとエビの海老チリ風
【材料】(約4人分)
    なす 5コ、 エビ 12尾、 玉ねぎ 小1/2コ、 塩こしょう 適宜
    A【ごま油 大さじ3~4、 ケチャップ 大さじ3、 ごまらぁ油 適宜、
      オイスターソース・酢・醤油・砂糖 各少々】  スプラウト 適宜

【作り方】① Aの材料を混ぜて、玉ねぎのみじん切りを加え混ぜる。
        味をととのえておく。
      ② エビは殻と背ワタをとる。
      ③ なすは、約1.5cm幅の輪切りにし、切ったものを即塩水につける。
      ④ グリルを熱して、網に油を塗った上にエビと水気をふいたなすを並べて
        かるく塩こしょうし、両面焼いて、火をとおし、①とよ~く混ぜ合わせる。
      ⑤ 器に盛って、上にスプラウトをちらす。

※ グリルがない場合は、十分熱したオーブントースターで…。

ずいき祭り

ずいき祭り。
京都の代表的な秋祭りとして知られる
北野天満宮のお祭りです。

実りの秋にふさわしい、豊穣を喜び、感謝するお祭りで、
はじまりは、収穫時の穀物や野菜、果物をお供えしたことによる、
と伝わります。

何と言ってもそのお神輿が見もの。
屋根はずいきで葺かれ、
さまざまな野菜、乾物を用いて飾りが施された
絢爛豪華?なものだそうです。

お祭りは、10月1日から5日まで。
1日は神幸祭、2日は献茶祭、
そして、
今日4日は、還幸祭。
ずいき神輿の巡行があります。
牛にひかれた御羽車も加わった行列が
午後に氏子区域をめぐるそうです。
壮観でしょうね。観てみたいものです!

御神輿の飾りの材料には、白ごま・黒ごまもありましたが、
どんなふうに使われているのか、気になるところです。

ずいき祭りにちなんだ一品
IMG_2670
「ずいきの胡麻だれかけ」を今日はいだきます。

◆ ずいきの胡麻だれかけ
【材料】(約4人分)
    ずいき 1本、 酢・塩 各少々
    だし 1カップ、  みりん・うす口醤油 各大さじ1/2  塩 少々
    A【白練り胡麻 20g、 砂糖 小さじ1、 うす口醤油 小さじ1/2
      酢 少々】

【作り方】① ずいきは熱湯(塩と酢少々を加えて)でゆでて、筋をとり、
        食べやすく切る。
      ② 鍋にだしと調味料を入れ、①を並べ弱めの火でことこと煮、  
       味をふくませ、そのままさます。
      ③ Aの材料を混ぜて、②の煮汁を小さじ2~3加えて
        ほどよい濃度にのばす。
      ④ 器に②を盛り、③をかけて出来上がり

※ 今日使ったのは、青ずいきです。
IMG_2669
赤ずいきとは、色も食感も少し異なります。。。
(8月14日参照…
http://kyo-no-obanzai-na-ni.doorblog.jp/archives/4154128.html )

めおと炊き

10月になりました。
窓をあけると、ひんやりとした空気とともに
キンモクセイの香りが漂ってきます。
IMG_2643
金木犀…
その花が咲いたこと、目よりも先に鼻が気づくことが多いように思います。

そして、こちらはギンモクセイ
IMG_2646
銀木犀…
香りも色も、控えめで、金木犀ほどの存在感はありませんが…
気になるのはこちらの方です。

どちらにしても、空気が冷たくなった朝に突然、
モクセイの香りを感じるように思うのは
私だけでしょうか。


さて、空気が冷たくなると
煮物がいいですね。
(年中、煮物が多い我が家なのですが…)

夫婦
こちらは、焼き豆腐と厚揚げのたいたん。
=夫婦炊き(めおとだき)です。

似たようなものが炊いてあるようですが、
焼き豆腐の焦げ目の風味と厚揚げの油けのコクが
相俟って、素朴な中にも、それぞれの個性が出た
ほっとする味の煮物です。
これも出会い物でしょう!

焼き豆腐と厚揚げ、どちらが夫でどちらが婦なのか?
どちらも元は豆腐やから、似たもの夫婦?

そういう意味ではなく
特別な味ではなく、でも、毎日食べても飽きない味…
というようなことが、名前の由来なのでしょうか。


◆ めおと炊き
【材料】(約4人分)
    焼き豆腐 1丁、  厚揚げ 1枚、  だし300cc
    A【みりん・うす口醤油 各大さじ2、砂糖・醤油 各少々】
    かつお節(2g)
【作り方】① 厚揚げはさっと熱湯を通して油抜きし、食べやすい大きさに切る。
    焼き豆腐も食べやすく切る。
  ② 鍋にだしとAの調味料を入れ、①を並べて煮る。
    落とし蓋をして、かつお節を加えてことこと煮含めて味をととのえる。

※ 一度さましてから、再度、火にかけてあたためていただくと
  味がよくしゅんでいる。
※ 仕上げに水溶き片栗でとろみをつけてもおいしいです。
※ 厚揚げのかわりに、油揚げを使っても…
※ やや甘め、甘さ控えめなど、お好みの味に仕上げてください。
記事検索
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ