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今日(京)のおばんざい、なぁに。

へんこ山田のスタッフ【ごまりこ】が綴るブログ。
京都に生まれ育って○十年。 (京都弁と大阪弁のバイリンガル?)
小さい頃から、当たり前のように身近にあった 食卓のおばんざい(日常のおかず)や食習慣、 そして風習…そんな京都(ならでは)のひとこまを 大切に残していきたいなぁ~と思う今日この頃です。
日々の暮らしの中、京都のいろいろ、旬、風物、行事、等など、 「食」をからめて、つづっていきたいです。

菊の節句

きょう九月九日は、重陽の節句。
五節句の一つですが、節句ということを知らぬまま、
過ごされることも多いのではないでしょうか。

五節句とは、
一月七日 人日の節句
三月三日 桃の節句
五月五日 端午の節句
七月七日 七夕
九月九日 重陽の節句

重陽の節句は、別名、菊の節句ともいい
その昔は、菊花酒を酌みかわし、長寿を祈った…
という話も聞きますが、今では、一般の人々にはあまりなじみの日
のようです。

京都では、上賀茂神社で、菊花をお供えして無病息災を願う神事
が、執り行われています。
菊の節句にちなんで、菊を模った和菓子を並べている和菓子屋さんも
見かけました。

我が家にも、菊花を飾ろうと、帰り道、買い物に寄ったのですが、
菊は菊でも
IMG_2397
菊花しゅうまいを作りました。

花より団子 の私です。。。



◆ 菊花しゅうまい
【材料】(約30個分)
  豚ひき肉 200g、 むき海老 70g、  貝柱水煮 小1缶、 塩こしょう 少々
  玉ねぎ 小1/2コ、 片栗粉 大さじ3、 シュウマイの皮 50枚位、 生姜 1片
  A 【酒・醤油・ごま油 小さじ2、砂糖・オイスターソース 各小さじ1/2】
  つけダレ【ごま油・酢・醤油を、1:2:2で混ぜたものに、辛子を添える】 
  
【作り方】
  ① 玉ねぎはみじん切にして、片栗粉をまぶしておく。
  ② 豚ひき肉にあらく刻んだ海老、塩こしょうを加えてよく練る。
    Aと生姜のすりおろし、貝柱を汁ごと加え混ぜ、さらに①を加え混ぜる。
  ③ シュウマイの皮は2mm幅に切り、バットに広げ、②のタネをスプーンで
    落とし、転がして、むらなく皮をまぶす。
  ④ 蒸し器で10~15分蒸す。
  ⑤ 器に盛り、上に辛子をのせる。つけダレを添えて。
IMG_2391
※ つけダレの割合はお好みで。
ラー油(ごまらあ油)を加えても…


いちじくの花

今が旬の果物、いちじく。

漢字では「無花果」と書きます。
花が咲かないのに実がつくように見えることが
由来だそうです。

実際は、花が咲かないのではなく、見えないだけだとか。
見えない?
どういうことかというと…

実の中にたくさん詰まっている、つぶつぶ、
あれが花だそうです。

ということは、実の中にものすごい数の小さな小さな花が、
全く目立つこともなく、ひそやかに咲いていたのです。

あのつぶつぶした独特の食感が好きなのですが、
あれが花だったとは・・・衝撃の事実です?!

ちなみに、不老長寿の果物とも呼ばれ、
歴史は古く、紀元前3000年頃?
果実の中でも最も古いもののひとつだとか。
アダムとイヴが腰に巻いていたのが、
このいちじくの葉…。

なにやら花も実も木も神秘的~。

ウンチクはこれくらいにして…
「いただきます!」

…生食でそのまま楽しんだ後は
赤ワイン煮にしました。
(生のいちじくが苦手な方、いかがでしょう!?)
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いちじくの風味と赤ワインの香りがあいまって
生とはまたひと味違った美味しさ。

煮汁がかなり残ったので、今度はそれをゼリーに、
実ごと閉じ込めます。IMG_2143
冷たいフルフルのゼリー♪ 
赤ワイン煮だと、こんな深いワイン色に。
白ワインで煮ると、ほんのり淡い桃色のゼリーになります。

お好みで、プレーンヨーグルトを添えても。IMG_2151

いちじくは、奥深い果実です。。。


◆ いちじくの赤ワイン煮
【材料】(約4~6人分)
  いちじく 6個くらい、 
  A【赤ワイン 250cc、 砂糖(三温糖) 50g、 レモン汁 大さじ1
    シナモンスティック 1/2本、 クローブ・粒コショウ 各3粒ずつ】 

【作り方】
  ① いちじくは、きれいに洗う。(皮が気になる人は、むいておく)
  ② Aの材料を鍋(ホーロー)に入れて、煮たてて、①を入れ、
    クッキングペーパーを落とし蓋代わりにのせて、
    中弱火で、10分ほど煮る。
  ③ そのまま冷まして、冷蔵庫で冷やしていただく。

※ ゼリーにする時は、最後に残った煮汁を320ccに、
   ゼラチン5gを水大さじ2でしとらせ、レンジで煮溶かしたものを混ぜて、
   器に、たいた実とともに入れて、冷やし固める。

※  シナモン、クローブ、粒コショウは、お好みで。
   なくても、いずれか一つでも…
   
IMG_2092

さて、問題です。

突然ですが、これは何でしょう?
tai

ご存じの方は、よくご存じかと思うのですが、
このようなものを見るのは初めて…という方もいらっしゃるのでは…

ヒントは、この前(9月3日)の日記にあります。
9月3日の写真の中に…
ある…筈!…です。

答いきます。
これは、俗に言う「鯛の鯛(たいのたい)」です。

魚の骨の一部ですが、姿形が鯛に似ているので、こう呼ばれるらしいです。

めでたい鯛の体の中に、更にめでたい鯛の形の骨!!なんてめでタイ
ということで、江戸時代から縁起物として有り難がられていたようです。

ここで、鯛の鯛 ミニ講座。

 「鯛の鯛」は、魚の肩甲骨と烏口骨という骨がくっついて、できている。
 目のように見える穴があって顔のように見える左部分が、肩甲骨。
 鳥の嘴のようにも見える右部分が、烏口骨。
 (烏口骨は、哺乳類ではほとんど退化した骨)
 この部位は、主に胸ビレを動かす時に使われる骨で、
 胸ビレを支えている。


胸ビレ近く、ということは、アラ(カマの部位)を買えば、
だいたいもれなく「鯛の鯛」がついてきます♪
位置する場所がだいたい分かったので、発見しやすい!
近年、食卓にて、「鯛の鯛」がちょっと大漁です。

見つけるのを楽しみに、一層、魚のアラが好きになった、
おめでたい私(めでタイの三乗!?)

この鯛の鯛、金運に恵まれるお守りにもなる、という説も…!
(これを聞くと捨てられない)
そして、姿形もかわいいので、大切にとっているのです。

さて、
鯛だけでなく、たいていの魚に、形こそ多少違えども、
この「鯛の鯛」があるとか。

sake
こちらの写真は、鮭(サケ)です。
鮭の「鯛の鯛」!(「鮭の鮭」という言い方はしないそうです)

たいのロール
そして、こちら。
一尾の魚から採れた、一対の「鯛の鯛」。
スズキの「鯛の鯛」です。

私の「鯛の鯛」探索、しばらくつづきそうです。。。


スズキの切り身を使って…suzuki

◆ スズキのポワレ 黒酢だれ
【材料】(約4人分)
  スズキ 4切れ、  塩こしょう 少々、 生搾り白ごま油 大さじ2、
  黒酢だれ【はちみつ 大さじ1弱、  黒酢 大さじ2.5、  醤油 大さじ1.5
        酒 大さじ2、 みりん 大さじ1/2 】 
  つけ合わせ野菜(トマト、スプラウト、ゆでホワイトアスパラガス等)

【作り方】
  ① スズキは塩こしょうしておく。
  ② フライパンに、ごま油を熱し、スズキを皮目から焼く。
    ヘラで軽く押さえつつ中弱火でじっくり、カリッと香ばしい焼き色がつくと
    裏返し、身のほうも焼き中まで火を通し、器に取り出す。
  ③ フライパンの油を軽くふきとり、はちみつを入れ中火で軽く焦がす。
    黒酢だれの残りの材料を加えて、煮立て味をととのえる。
    ②のスズキのまわりにたらす。
  ④ つけ合わせの野菜を添える。

※ つけ合わせ野菜は、ほかに、ブロッコリー、にんじん、じゃがいもなどの
  ゆで野菜を、お好みで~~。
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