space

今日(京)のおばんざい、なぁに。

へんこ山田のスタッフ【ごまりこ】が綴るブログ。
京都に生まれ育って○十年。 (京都弁と大阪弁のバイリンガル?)
小さい頃から、当たり前のように身近にあった 食卓のおばんざい(日常のおかず)や食習慣、 そして風習…そんな京都(ならでは)のひとこまを 大切に残していきたいなぁ~と思う今日この頃です。
日々の暮らしの中、京都のいろいろ、旬、風物、行事、等など、 「食」をからめて、つづっていきたいです。

今宵は甘酒

甘酒で一服しながら、書いております。
立冬の今日、少し夜は冷えるから…
というのも勿論あるのですが、「甘酒」という文字を見て
急に飲みたくなってきたのです。

・・・
11月の最初の卯の日である今日は、上卯祭。
地元の氏神様でもある、松尾大社のお祭りです。

地元とはいえ、こんなお祭りがあること、今まで知りませんでした。
お酒の神様である松尾大社では、
毎年11月の上の卯の日に、醸造安全が祈願されます。

「卯」の字は甘酒を意味していて、古来より酒造りは「卯の日」に
始める慣わしがあるそうなのです。
ちなみに、酒造りが完了するのは「酉の日」だとか。

なるほど、「酒」という字ののつくりは「酉」。
で、酉のつくもの…醤油、酢の醸造業の方々も参集して
盛大に醸造の安全、豊醸、商売繁盛を祈るそうです。

さておき、卯がなぜ甘酒を意味しているのか、
よくわかりませんが、なにはともあれ、甘酒飲みたい!
という訳で、この季節、冷蔵庫に常備している酒かすで
作ってみました。

今日は、変わり甘酒。
甘酒に白練りごまを混ぜ込みました。
好き嫌いが分かれるところの甘酒特有の香りが
ごまの香りで緩和されるようです。
この風味、なかなかいけます。

IMG_3169


◆ 変わり甘酒
【材料】(2人分)
    酒かす 60g、 きび砂糖 20g、 塩 少々、 湯 250cc
     白練りごま 15g、 おろし生姜 適宜

【作り方】① 酒かすときび砂糖、塩を混ぜて上からお湯を注ぎ、
       しばらく浸けておく。
     ② ①に練り胡麻も混ぜて、電子レンジで加熱する。
       途中で2,3度出して混ぜながら、あたためる。
     ③ お好みで、おろし生姜をたっぷり添えてどうぞ~。

※ 酒かすは、メーカーややわらかさ加減によって、量は加減してください。
  きび砂糖がなければ、普通の上白糖、三温糖でも…。
  糖分も、お好みで加減してください。

御火焚祭~護摩と胡麻~

毎年、十一月七日に、
鞍馬にある貴船神社では、御火焚祭があります。

京都では、晩秋から初冬にかけて
「お火焚」という行事が古くから行われていました。
火を焚いて、日常の罪を祓い、心身を清める行事。

十一月にはあちこちの神社仏閣で、「お火焚」祭事があるのです。
貴船神社の「御火焚祭」は、別名「貴船もみじ祭」とも呼ばれており、
祭神の水の神様が、火の神様からお生まれになったという伝説を
今に伝える神秘的な神事だそうです。

境内には、災いの消滅を願うたくさんの護摩木が奉納され、点火されます。
昼間とは言え、荘厳な境内の中を高くあがる大きい炎は圧巻!
紅葉の名所である貴船、色づき始めた木々も目を楽しませてくれることでしょう。

一度は観てみたいお祭りです!

ところで、
護摩木…といえば、大文字のときにも燃やされます。
今年は被災地の松を護摩木として燃やす燃やさないで物議をかもした…
という残念な出来事が記憶に新しいです。。。

そもそも、護摩(ごま)というのは、
密教で、護摩木≒煩悩 を焼却し、息災を祈願する修法のこと。
よく耳にする「護摩を焚く」という言葉は、「護摩の修法を行う」という意味です。

護摩と胡麻。読み方が同じなだけに、何やら気になる…
読みは同じでも全く関係がないと思いきや、そうでもないよう。

旅先で遭う泥棒のことを「護摩の灰(ごまのはい)」と言いますが、
「胡麻の蠅」という字で表すこともあり。
また、本心を見破られないように偽ることを「ごまかす」と言いますが、
その語源は、護摩とも胡麻とも、言われているとか…。

今日の一皿は、「護摩焚き」にちなんで、「胡麻焼き」
胡麻の香ばしさを味わいます。

IMG_3162


◆ ねぎの胡麻焼き
【材料】(約4人分)
    九条ねぎ 4本(約300g)、  薄力粉35g、 片栗粉25g、
    白すりごま 大さじ3~4、  白練り胡麻 少々、 だし 大さじ4~5
    黒いりごま 大さじ4、 塩・みりん 各少々、 ごま油 適宜

【作り方】① ねぎは小口切りにしてボールに入れ、粉類と白すりごまを加え
       ざっと混ぜる。
      ② だし、練りごまを入れ、全体に混ぜ、黒ごま、塩、みりんを加え
       さっくり混ぜる。
      ③ フライパンにやや多めのごま油を入れてかるく熱し、
       ②をまるく流して、両面色よく焼く。
      ④ ポン酢、ごまらぁ油を添えていただく。

※ネギ焼きのアレンジ版。素材をいかすためシンプルな材料です。
  が、好みで、ちりめんじゃこや桜エビなど入れても美味しいです。
 片栗粉が入っているので、もっちり食感。
 
 IMG_3146

IMG_3150

十一月 霜月 食物月

11月です。
十一月といえば、別名「霜月」。
文字通り、霜が降る月。

二十四節気では、「霜降」が過ぎて、もうすぐ「立冬」を迎えます。

ちなみに、ここ数日、日中は半袖で過ごしている私。
霜とか冬とか、地球のウラ側の話!?かと思うほどの暑さ(暖かさ)、
いまだ、うちわが手放せません。。。

夏日がつづく11月。
今年は大きな天変地異があっただけに、
季節外れの気候が何やら気がかり…
何事もありませんようにと願う毎日です。

さて、
11月の別名には「霜月」のほか、「食物月」というのがあるそうです。
食物月=おしものづき
と読みます。

収穫の秋、食欲の秋、と同じカテゴリーに入るのでしょうか…。
食欲の秋…寒くなる冬に備え、栄養のあるものを食べてエネルギーを蓄えられるように、自然がいろいろな作物の実りをもたらしてくれるように思えます。


先日、旬には、まだ少し早いのですが大きな大根を入手しました。
青々したみずみずしい葉付き!
葉の部分だけで、青菜の一把分以上ありそう。
daiko

買い物に行って、葉付き大根の葉の方を置いて行く人があると、
ちゃっかり、もらって帰る大根葉好きの私です
(葉の方が栄養価が高いので、捨てるのは勿体ない…

大根、根の方は、けんちん汁にしました。
IMG_3029

大根のほか、にんじん、里芋、ごぼう…根菜づくし。
けんちん汁は、もう少し寒い季節向けでしょうか?

葉の方は、定番のふりかけ風の炒め煮。
ビタミンたっぷりのご飯のおともです♪

IMG_3026


◆大根葉のふりかけ風炒め煮

【材料】 大根葉 一把分、  ちりめんじゃこ・桜えび 各適宜、 ごま油 大さじ2、 
     酒・みりん 各大さじ1.5、 塩・砂糖 各少々、  醤油 大さじ2、  
     かつお節 1パック、 すりごま 大さじ2

【作り方】 ① 大根葉は約5mmの小口切りにする。
      ② フライパンにごま油を入れ、大根葉を炒める。塩少々を加え炒める。
      ③ ちりめんじゃこ、桜えびも加えて、一炒めする。
      ④ 調味料を入れて、汁気がなくなるまで煮、最後にかつお節、すりごま
        を加えて全体にまんべんなく混ぜると、器に盛る。

※ 大根葉のかたそうなところは、さっとゆでてから切る。
※ ふりかけ風にご飯にかけて。ご飯に混ぜて。おにぎりに…。
※ 大根葉の量によって、調味料は加減してください。
記事検索
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ