space

今日(京)のおばんざい、なぁに。

へんこ山田のスタッフ【ごまりこ】が綴るブログ。
京都に生まれ育って○十年。 (京都弁と大阪弁のバイリンガル?)
小さい頃から、当たり前のように身近にあった 食卓のおばんざい(日常のおかず)や食習慣、 そして風習…そんな京都(ならでは)のひとこまを 大切に残していきたいなぁ~と思う今日この頃です。
日々の暮らしの中、京都のいろいろ、旬、風物、行事、等など、 「食」をからめて、つづっていきたいです。

二の・・・

今日は「二の丑」です。
土用の期間は18日か19日間。
12日で十二支が一回りするので、
二年に一度は、必ず「二の丑」があることになります。

今年は、土用に入った翌日が丑の日だったので、
二度目の丑の日がやってきました♪
(また鰻の日~

スーパーのチラシには、鰻の横に「二の丑」と謳い文句を載せてるのもあるけれど
ほとんど目立ってません。
周りに「今日は鰻やねぇ♪」なんて人いましたでしょうか?
見渡す限り、盛り上がっていそうにありません。

しからば、ここで、細々と、「二の丑」の鰻。

我が家では、この前の「一の丑」の時よりもさらに少ない半尾の鰻…
(しつこいようですが、一人半尾ではなく、家族で半尾です)
今回は、柳川風に煮て、嵩増し作戦。

柳川風=ささがきごぼうと一緒に煮て、卵でとじたたもの。

鰻が少ないので、ハタケシメジも入れてみましたが、
これが食感もよく、いい味を出してくれています。

2


さて、
盛り上がりに欠ける「二の丑」から、二という数字が気になってきました。

二の足。二の舞い。二の次。二枚舌。。。

二枚目、というのは一般的には よし!とされているのかもしれませんが、
個人的には、何か面白味がない気がして、いい言葉の範疇に入っていないのです。

しかも、二月だけが二十八日しかないし…

なにやら、「二」が他の数字にない不当な扱いを受けてる気がして、考え込んでしまった、
近頃「二の腕」が気になる私でした。



◆ うなぎの柳川風丼
【材料】(約4人分)
  うなぎ(蒲焼き) 1/2尾、  ごぼう 1/2本、  ハタケシメジ 適宜、  卵 4コ、 
  三つ葉 少々、  ご飯 4杯分
  酒 大さじ3、 みりん 大さじ2、 水 2カップ、 うす口醤油 大さじ2、 塩 少々
  
【作り方】
  ① ごぼうは、ささがきにして酢水にさらし、アクを抜く。 うなぎは1cm幅に切る。
    ハタケシメジは食べやすく切る。
  ② 鍋(フライパン)に酒とみりんを入れ煮たて、水、醤油、塩を入れ、①のごぼう
    も入れて煮る。
  ③ ハタケシメジも加えて煮、 ごぼうが軟らかくなると、鰻を加えて一煮立ちさせ
    溶き卵をまわし入れて、三つ葉を散らして蒸らす。
  ④ ご飯の上にのせて、出来上がり!

  * お好みで粉山椒をかけてどうぞ。

赤飯まんじゅう

今日は、お朔日(ついたち)。

昨日は、月の末日におからをいただく食習慣のことを書きましたが、
今日おついたちには、小豆ご飯を食べるそうです。

どうして、小豆ご飯なのか…?

月初めの日に、小豆ご飯をお供えして新しい月を無事に迎えられたことを感謝し、
これからの一箇月、息災に過ごせるように祈る、というのが由来だとか。。。

ちなみに、子どもの頃から、月末におからは食べていましたが、
おついたちに小豆ご飯、というのは記憶になく、馴染みがありません。
(おめでたき日のお赤飯!でした)

なにしろ、小豆ご飯、お赤飯といえば、かつては、けっこう手がかかったもの。
小豆を浸水させ、下茹でして、豆とは別にした茹で汁に米をつけて、それから
蒸しにかけて……と時間も手間もかかりました。

今は と言えば、和菓子屋さんやスーパーで、手軽に買えるし、
お米と一緒に炊飯器に入れてスイッチオンすれば、炊き上がる
便利な小豆缶もあります。
こんなに簡単便利に、お赤飯がいただけること、
なんだか申し訳ないような心持ちになります。
(何に対して申し訳ないのか、ようわかりませんが…)

さて、
今日は、ちょっと気分を変えて、珍しい赤飯まんじゅうを作ってみました。

nabe

まんじゅうとは言っても、中はあんではなくお赤飯。
まわりは、中華まんにも似た、白いほわっとした皮。

出来たてのほわほわを、はふはふしながら食べられるのが
手作りならではの醍醐味です。

sekihan

塩味のお赤飯にほんのり甘い皮がよく合う、
ほかにはない、でも懐かしい味。。。

te


「京のおきまり料理」…毎月、律儀に実行しているわけではなく、
思い出したら気まぐれに、という現状です。

ただ、時には今日が何日か再確認し、のんべんだらりと流れがちな気持ちを引き締め、
日々の暮らしにメリハリをつけるため、古人の教えに倣った食習慣で、
食に対する感謝の気持ちを忘れずに過ごしたい、
などと思う今日このごろです。



◆ 赤飯まんじゅう
【材料】(8個分)
  お赤飯 240g、  砂糖 80g、  水 50cc、  塩 ひとつまみ、 
  薄力粉 160g、  ベーキングパウダー 小さじ1.5、   栗の甘露煮 2個
【作り方】
 ① お赤飯に好みで塩少々(分量外)をまぜ、8等分にして、丸める。
   オーブンペーパーを3~4cm角に切る(8枚)。栗は4つに切る。
② 耐熱ボウルに砂糖、塩、水を入れ、電子レンジで2分ほど加熱して混ぜ、
  砂糖を溶かしそのまま冷ます。
③ 薄力粉とベーキングパウダーを混ぜ、ボウルにふるい入れ、
  そこに②を注ぎ、木べらで切るように混ぜ、軽くこねる。
④ 打ち粉をして、③の生地を8等分して丸くのばし、①を包み、
      オーブンペーパーにのせ、栗を飾る。
⑤ 蒸気の上がった蒸し器に並べ入れ、霧吹きをして、中火で15分蒸す。

月末のおから

京都では、毎月、月末に、おからをいただく食習慣があります。
おからだけではなく、、月のうち、何日には何を食べる、という
「京のおきまり料理」があるのです。

今日は7月31日…7月の晦日。
おからの日です。(うちでは!)

月末のおからは、来月も変わりなく過ごせるように、
「ご縁がきれないように」という意味があるらしいです。
とともに、別名「きらず」=お金がきれない、という意味もある
と聞いたことがあります。

いろいろ聞きますが、
「うちも月末におから食べるわぁ~!」
という声は、周りでも、あまり聞いたことがありません。
「おきまり料理」を実践している家庭は、佐渡のトキなみに
減っているのかも…(変な譬えをしてすみません

731


たかがおから、されどおから。
美味しくおからをたくポイントは…
ちょと多めの油でおからを炒めること。
味のいいだしでたくこと。

我が家では、仕上げにお酢を隠し味に加えます。
そして、ぱさつかないよう適度な汁気を残して仕上げる。

ちなみに、上の写真の本日のおからは、なかなか美味しくできて、
引っ張りだこでした(と自画自賛!…自煮自賛?)

うちでは、なかなか人気の献立ですが、世間的にはあまり支持を集めていないようです。

かなりの量のおからが、産業廃棄物として捨てられていると聞きますが
なんともったいない! 
たんぱく質や、繊維質、レシチン、色んな栄養素がたっぷり。
(レシチンには、脳の記憶力を高める働きあり!)

しかもお値段が手頃も手頃。(ほとんどただ同然のところもあります!)

素晴らしくエコな食材!
きっと、そのうちブレイクするに違いない!と思いつづけて20年以上。
一向にそんな気配はありません

月末、おからをいただかないと、何やら落ち着かないという
私は、一昔前の京都人なのかもしれません。。。


◆ おから
【材料】(約4人分)
  おから 250g、 サラダ油 大さじ2、 ごま油 大さじ2+少々(仕上げ)
  油揚げ 1/2枚、 にんじん 1/2本、 板こんにゃく 1/2枚、 きくらげ 約5g、
  A [ だし 350cc、 砂糖大さじ1強、 うす口醤油 大さじ1強、  塩 少々] 
  酒、みりん 各大さじ1、 酢 少々
 
【作り方】
  ① ごぼうは、ささがきにして水にさらしアクをぬき、ざるに上げて水けをきる。
  ② にんじん、板こんにゃく、油揚げは、長さ2~3cmの短冊切りにする。
    きくらげは、もどして細切りにする。板こんにゃくはさっとゆでておく。
  ③ 鍋にサラダ油(大さじ1)を入れ熱し、ごぼう、にんじんを加えて、
    強めの火で炒め、しんなりしてきたら、板こんを加え炒める。
  ④ おからを加え、サラダ油とごま油をたして、なじませるように炒める。
    油が回ったら酒、みりんを入れ、Aと油揚げも加えて、汁気が少なく
    なるまで煮て、仕上げに酢とごま油を加え混ぜ、ひと煮して器に盛る。

※ だしの量は、おからの水分量によって、加減してください。
※ お好みですが、しっとり汁気を残して仕上げるのが、お勧め。
記事検索
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ