6月6日…何の日かご存じでしょうか。
この日はたくさんの記念日になっています。

楽器の日、生け花の日、邦楽の日。
日本では、古くからお稽古事を
六歳の6月6日から始めると上達する、と言われているので、
いろんな芸事にちなんだ日になっています。

また、6・6の形を、
耳、羊の角、さくらんぼ、ロールケーキの断面などに見立てて
補聴器の日、羊の日、山形さくらんぼの日、ロールケーキの日
でもあるそう。

ほかにも語呂合わせでカエルの日(けろ(6)けろ(6)~🐸)等など
いろいろな日になっていますが、
「梅の日」でもあります。

その由来は、室町時代、旧暦のこの日に京都・賀茂神社の例祭(葵祭)で
後奈良天皇が神事をされた際に梅が献上されたという故事から
きているそうです。

また、6月に入ると、梅が実って
収穫が本格的に始まる時期を迎えます。

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梅は、ビタミンミネラル豊富で栄養価が高く、
身体に嬉しい様々な効果があります。

かぐわしい芳香に誘われ、そのまま食べたくなりますが、
梅の実(とりわけ未熟な青梅)には、有害成分があるため、
生では食べられません。
梅干しや梅酒など保存食にすることで、
一年中、味わい、楽しむことができるのです。

6月上旬のまだ青い(未熟な)梅の実は
梅酒や梅シロップ、梅肉エキス。
だんだん熟して黄色くなってくると、梅干し、梅ジャム。
ほかにも、梅味噌、梅醤油、梅の酢漬けなどなど、
梅仕事で忙しくなる人もいらっしゃるでしょう。

中でも、梅干しは、古くから日本人に親しまれてきました。
お弁当に入れるのは、ごはんのお供として、そして、
抗菌作用で傷みにくくなるからです。

お弁当箱の中で、防腐作用があるように、
胃腸の中では、病原菌の繁殖を抑える効果が期待でき、
クエン酸が豊富なことから、疲労防止、疲労回復の効果、
カルシウム吸収の促進効果、食欲増進効果。
血液サラサラ効果や血糖値上昇を抑える効果。
効ウィルス効果などなど…これは、食べずにはいられません!

また、酸味とうまみと風味がある梅肉は、調味料のようにも使われ、
和え物に、たれに、味付けにと、重宝されています。

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きょうは、梅干しの風味を生かした、簡単にできるさっぱりした副菜、
きゅうりときゃべつの梅ごま和えを紹介いたします。
きゅうりはたたいて、きゃべつはちぎって使います。
包丁がいらないだけでなく、味がよくしゅんで美味しいです。

味の決め手はごま油。梅干しの酸味とごま油の香りは
とても相性が良く、食欲をそそります。

きゅうりときゃべつのビタミンCとごまのビタミンEを
一緒に摂ることで、抗酸化力アップも期待できます!
急に暑くなって疲れやすいこの季節、
是非作ってみてください!!

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◆ きゅうりときゃべつの梅ごま和え
【材料】(約2人分)
きゅうり 1本
きゃべつ 2~3枚
塩 2つまみ
梅干し 大1個
A【ごま油 小さじ1、白すりごま 大さじ1/2
 削り節 1パック(1~2g)、濃口醤油 少々】
【作り方】
1.ポリ袋にきゅうりを入れて、めん棒などでたたいて、
 食べやすい大きさにする。
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2.キャベツを一口大にちぎって1の袋に入れ、全体にしおをふりかけ
 袋の上から塩と野菜をなじませ、5~10分おく。
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3.梅干しを包丁でたたき、Aと混ぜる。
4.2の水分を軽くしぼり、3であえる。

※ 梅干しの塩分によって、ほかの調味料の分量は
 加減してください。
※ お好みで、ごまらあ油で辛みをプラスしても~。

【今回使用したのはコチラ】

白ごま油275
(白)ごま油 






すり白
すりごま(白)







ごまらあ油60 
ごまらあ油








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