全国各地で連日の真夏日、
京都でも、最高気温が体温よりも高い日がつづいています。
猛暑で、力が出ない、疲れる、食欲が落ちる…となりがちですが、
こんな時は夏野菜をしっかり食べることで、元気を回復できます。
今回は、夏野菜の中で、きゅうりに注目してみました。
聞くところによると、きゅうりは、ギネスブックに世界一栄養のない野菜
として登録されているらしいのです。
確かに、水分が多くてカロリーは低く、とくに栄養素が多く含まれている
わけではありません。が、
きゅうりになり変わって(??)弁明しますと…
きゅうりは、カリウムなどミネラルを含有し、利尿作用にすぐれ、
身体の熱を外に出したり、体のむくみを取り除いたりしてくれます。
体の働きを整える酵素もふくまれているよう。
暑い夏には積極的に摂りたい野菜なのです!
ところで、
きゅうり封じ、という行事をご存じでしょうか。
きゅうり封じとは、弘法大師空海が伝えたと言われている密教の秘法で、
病気をきゅうりに封じ込めて、治癒を祈願したことに由来しています。
きゅうりに、名前、年齢、病名などを記した紙を巻き、
お供えして、ご祈祷してもらった後、持ち帰って、
三日間、具合のわるいところをきゅうりでさすって、
四日目の朝にそのきゅうりを土中に埋めると病気が治る、
というものです。
この行事、京都では神光院(北区)、蓮華寺(右京区)などに伝わっており、
毎年七月下旬に行われて、たくさんの参拝者で賑わいます。
猛暑真っ只中の時季、涼しいお堂の中、読経と説教を聞くことで
暑さをしのげる、という古人の知恵から生まれた伝統でしょうか。
…そんなきゅうりを使って、ご飯もビールも進む一品です。
◆ きゅうりの炒め漬け
【材料】
きゅうり 3本、 にんじん 4cm位、 白ねぎ 4cm位
生姜 1かけ、 鷹の爪 1/2本、 塩 少々、 ごま油 大さじ2、
A【うす口醤油 大さじ2、砂糖・みりん 各大さじ1/2、米酢 大さじ1】
白すりごま 適宜、 ごまらあ油(お好みで)
【作り方】
① きゅうりは、板ずりにして、斜めに切れ目をいれて
すりこぎ(またな瓶などで)でかるくたたいてから
2~3cm幅に切る。
② にんじんと白ねぎ、生姜は、千切りにしておく。
③ フライパンにごま油と鷹の爪、生姜を入れて熱し、
きゅうり、にんじんを入れて炒める。
④ 油がまわると、Aの調味料を入れて一炒めする。
⑤ 白ねぎをくわえ、 冷めてから、冷蔵庫で冷やす。
いただくときに、白すりごまをたっぷりかける。
(好みでごまらあ油も)
※ きゅうりに切れ目を入れたり、たたいたりすることで、
味のなじみがよくなります。
京都でも、最高気温が体温よりも高い日がつづいています。
猛暑で、力が出ない、疲れる、食欲が落ちる…となりがちですが、
こんな時は夏野菜をしっかり食べることで、元気を回復できます。
今回は、夏野菜の中で、きゅうりに注目してみました。
聞くところによると、きゅうりは、ギネスブックに世界一栄養のない野菜
として登録されているらしいのです。
確かに、水分が多くてカロリーは低く、とくに栄養素が多く含まれている
わけではありません。が、
きゅうりになり変わって(??)弁明しますと…
きゅうりは、カリウムなどミネラルを含有し、利尿作用にすぐれ、
身体の熱を外に出したり、体のむくみを取り除いたりしてくれます。
体の働きを整える酵素もふくまれているよう。
暑い夏には積極的に摂りたい野菜なのです!
ところで、
きゅうり封じ、という行事をご存じでしょうか。
きゅうり封じとは、弘法大師空海が伝えたと言われている密教の秘法で、
病気をきゅうりに封じ込めて、治癒を祈願したことに由来しています。
きゅうりに、名前、年齢、病名などを記した紙を巻き、
お供えして、ご祈祷してもらった後、持ち帰って、
三日間、具合のわるいところをきゅうりでさすって、
四日目の朝にそのきゅうりを土中に埋めると病気が治る、
というものです。
この行事、京都では神光院(北区)、蓮華寺(右京区)などに伝わっており、
毎年七月下旬に行われて、たくさんの参拝者で賑わいます。
猛暑真っ只中の時季、涼しいお堂の中、読経と説教を聞くことで
暑さをしのげる、という古人の知恵から生まれた伝統でしょうか。
…そんなきゅうりを使って、ご飯もビールも進む一品です。
◆ きゅうりの炒め漬け
【材料】
きゅうり 3本、 にんじん 4cm位、 白ねぎ 4cm位
生姜 1かけ、 鷹の爪 1/2本、 塩 少々、 ごま油 大さじ2、
A【うす口醤油 大さじ2、砂糖・みりん 各大さじ1/2、米酢 大さじ1】
白すりごま 適宜、 ごまらあ油(お好みで)
【作り方】
① きゅうりは、板ずりにして、斜めに切れ目をいれて
すりこぎ(またな瓶などで)でかるくたたいてから
2~3cm幅に切る。
② にんじんと白ねぎ、生姜は、千切りにしておく。
③ フライパンにごま油と鷹の爪、生姜を入れて熱し、
きゅうり、にんじんを入れて炒める。
④ 油がまわると、Aの調味料を入れて一炒めする。
⑤ 白ねぎをくわえ、 冷めてから、冷蔵庫で冷やす。
いただくときに、白すりごまをたっぷりかける。
(好みでごまらあ油も)
※ きゅうりに切れ目を入れたり、たたいたりすることで、
味のなじみがよくなります。