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今日(京)のおばんざい、なぁに。

へんこ山田のスタッフ【ごまりこ】が綴るブログ。
京都に生まれ育って○十年。 (京都弁と大阪弁のバイリンガル?)
小さい頃から、当たり前のように身近にあった 食卓のおばんざい(日常のおかず)や食習慣、 そして風習…そんな京都(ならでは)のひとこまを 大切に残していきたいなぁ~と思う今日この頃です。
日々の暮らしの中、京都のいろいろ、旬、風物、行事、等など、 「食」をからめて、つづっていきたいです。

2012年12月

大つごもり

12月31日になりました。

1年最後の日。
大晦日、大つごもり、などと呼ばれる日です。

日本の大晦日、で連想するもの…
・ 紅白歌合戦 や ゆく年くる年などのテレビ番組
・ 年越し蕎麦
・ 除夜の鐘

何のテレビを見ようか…と楽しみにしていたのは子供のころ。
今は、お正月の準備で厨房でバタバタどたばた…しています…
要領のわるい私は、いつも年末になるほど、慌ただしくしています。。。

さて、
年越しそばを食べる習慣は、江戸時代中期からあったそうです。
「今年一年の災厄を断ち切る」(蕎麦は切れやすいので)
「細く長く生きられ、寿命や家運がのびる」(そばが細長いので)
等など、諸説あるようですが、全国的にかなり定着している食習慣です。

ちなみに、我が家の年越し蕎麦は、にしん蕎麦です。
京都では、多いようですが、関西以東では、海老の天ぷら蕎麦が多い、
と聞いたことがあります。

うちの地方では、こんなお蕎麦を食べる! というのがあれば、
また教えてくださいね。

それから、除夜の鐘。
この鐘の音を聞くと、過ぎ去った1年のことを思い起こしたり、
これからやってくる新しい年に思い馳せたり、
ちょっと改まった心持ちになります。

除夜の鐘が108回撞かれることは有名です。
人間の煩悩の数が108だから、と言われていますが、
ほかにも数珠の球の数も108ですし、
おもしろいところでは、野球のボールの縫い目の数も108です。

ところで・・・
私は、深夜、年賀状を書いていますが、お供に飲んでいるのが、
こちら、黒胡麻ココアです。
胡麻ココア

名前のまま、
練り黒ごまを混ぜ込んだココアですが、
こくがあって、身体があたたまって、深い味わいです。

横に見えているのは、お正月用の黒豆。
お味見しつつ、胡麻ココアのおとも。

今年は、いつもと違う作り方で煮たのですが、
口の中、舌でつぶれるほどやわらかくなりました。

どちらも作り方を下に書きます。

さてさて、
今年もこの「今日(京)のおばんざい、なぁに。」
お読みいただき、ありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願い申12し上げます。
皆さま、よいお年をお迎えくださいませ。

◆黒胡麻ココア(1人分)
【材料】 純ココア スプーン2杯、 黒練りごま スプーン1杯、 牛乳(豆乳)120cc
     砂糖(好みの量)、 チョコレート(カカオ分の多いもの)1かけ、 
すり黒胡麻 適宜

【作り方】① ココアと練りごまを混ぜて、お湯少々で溶きのばす。
      ② 温めた牛乳(豆乳)を少しずつ加えて、溶きのばす。
      ③ カップに入れ、好みの砂糖を加え混ぜ、上から好みで
        すり胡麻をちらす。チョコレートを添えて。
      ※ 砂糖は、黒砂糖、キビ砂糖など好みのものを。
        (ここでは、黒豆の煮汁を使ってみました)

◆ やわらか黒豆煮
【材料】 黒豆 200g、 重曹 小さじ1/3、 黄ざらめ 1.5カップ
     濃口しょうゆ 少々

【作り方】① 黒豆は洗って、水につけて(豆の表面より5cmくらい
       上までつかるように)6時間ほどおく。
      ② 火にかけて、沸騰したらアクを摂り、弱火で煮る。
        (常に豆が煮汁につかっているようにする)
      ③ 6時間くらいして、豆がやわらか~くなると、そのまま冷ます。
      ④ ざらめは1カップのお湯で煮とかす。③の豆の汁を1カップ分混ぜて、
        そこへ豆を入れて、弱火でしばらく煮て、しょうゆを加えて火をとめる。

忠臣蔵と塩 

師走に入ると日が経つのがはやいです。
今日は、もう14日。
暦の上では、二十四節気の大雪と冬至のちょうど間、
寒くて、日が短い時季です。

一年で一番日没がはやいのは今頃。
(昼間の長さが一番短い日は、冬至ですが、
 日の入りの時間が一番はやいのは、12月の上旬です)

何かと慌しい年末のことが気になっている上、
はやく暗くなると、せわしない心持ちになります…

さて、十二月十四日といえば、忠臣蔵の日。
元禄15年(1703)、赤穂浪士が吉良上野介邸に
討ち入りを行った日です。
これにちなんで、赤穂や吉良邸跡である両国では、
義士祭が行われています。

京都でも、ゆかりのお寺(東山区の法住寺、左京区の本妙寺)では、
義士会法要があり、四十七義士の木像が安置されている義士堂の公開や
献茶式などがあると聞きます。

討ち入りの中心人物、大石内蔵助が討ち入り直前まで住んでいた
と言われる山科区界隈では、赤穂浪士四十七士に扮した
仮装行列が練り歩く一大イベントもあるそうです。
忠臣蔵好きの私、是非見てみたいです。

来年初めには、忠臣蔵をモチーフとしたアメリカ映画
"47 RONIN" が公開されるそうですが、
日本では、古くは、人形浄瑠璃や歌舞伎で人気を博し、
今まで テレビドラマや映画の題材として何度も取り上げられてきた
元禄赤穂事件「忠臣蔵」。

真相のほどは定かではないのですが、
赤穂特産の塩に関係がある、という説があるそうです。
塩作りを教えてもらえなかった吉良上野介が
赤穂藩主の浅野内匠頭に嫌がらせをしたのが発端…だとか…??

真偽はさておき、
今も赤穂は、ミネラルを含んだ美味しい塩の産地として有名です。

良質の塩で調理すると、素材の持ち味が引き立ち、
美味しい料理が作れます。

今回は、良質の塩と、良質のごま油で、
赤穂近辺でよく獲れるタコを使って
じゃが芋と合わせ炒めた一品を作りました。

シンプルなだけに、塩とごま油だけで、
タコとじゃが芋の美味しさが際立つ一品です。

画像 222


◆ タコとじゃが芋の塩炒め
【材料】(約4人分)
    ゆでダコ 約200g、  じゃが芋(メークイン) 3個、 にんにく 1かけ
    金ごま油 大さじ2、  塩、こしょう 少々    

【作り方】① タコは食べやすい大きさに切る。にんにくはつぶす。
        じゃが芋は固めにゆでて1cm弱の輪切りにする。
      ② ごま油でにんんくを弱火で炒め、香りが立つと、じゃが芋を入れ、   
        色づくと返してタコも加えて炒める。
      ③ にんにくを取り出し、塩こしょうで味付けする。
     
      ※ お好みで、にんにくは、みじん切りにして、そのまま
        炒め合わせても美味しいです。
      ※ じゃが芋は、レンジ加熱、または蒸してもOKです。
      
     

銀杏(いちょう)黄葉 と 銀杏(ぎんなん)

急に寒くなってきた京都です。

この前は、「錦秋の京都より」…と題していたのに、
錦秋の京都の写真もなく、失礼いたしました。

どこか紅葉の名所を拝観に行き、
こちらで写真を披露しようと思っているうちに
12月に突入しました。

鮮やな紅色だった木々も、だんだん色褪せてきて、
見ごろの所は、数少なくなっています。
今週がピークの終わりかもしれません。

さて、紅葉といえば、おもにモミジの葉の紅色・赤色ですが、
黄葉も含まれているようです。

黄葉…いちょう(銀杏)の葉。
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こちらは、私の通勤路、
京都駅から歩いてすぐの、東本願寺前です。
烏丸通の中央分離帯は、蓮の華の形を模った噴水を中心に
黄金色のいちょうの木が並んでいます。

ちなみに、東本願寺の境内にも、西本願寺の境内にも
大きないちょうの木があります。
昔、西本願寺で火災があった時、そのいちょうから水が噴き出して
火を消し止めたという伝説から、「水吹き銀杏」と呼ばれている木です。

ただの伝説ではなく、いちょうの木の防火力が、火災の時に人を助けた話は
ほかにもあるようです。
IMG_6532_

その実、ぎんなんは、良質のたんぱく質やミネラルが豊富で、
古くから漢方薬としても利用されてきました。

さて、
ぎんなん…というと、私は茶碗蒸し。
茶碗蒸しにぎんなんが入っていないと、がっかりしていまう…
…意外に(?) そういう人は多いようです。

寒くなると、恋しくなる茶碗蒸し、
今日はたっぷり大鉢で中華風に作ってみました。

具はぎんなんだけ…ですが、
上からかけたあんが具だくさんで、うまみたっぷり。

仕上げにごま油をたらして、味が決まります。

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◆ 中華風 茶碗蒸し
【材料】(約4人分)
     卵液 【 卵 2個、 しいたけ戻し汁+ガラスープ 2カップ、こしょう 少々】
     ぎんなん 8個、  生姜(みじん切) 小さじ1、 ごま油 大さじ1、
     干しいたけ 2枚、 えのき茸 50g、 カニかま 50g、 
     ホタテ貝柱(缶詰)小1缶、 青ねぎ 1本、
     A【酒 大さじ2、しいたけ戻し汁+水 1カップ、ホタテ缶汁 小1缶分、
       塩こしょう 少々】
     水溶き片栗粉 適宜、 ごま油 小さじ2~3

【作り方】① 卵をよく溶きほぐし、卵液の残りの材料を加えて、こし、
       ぎんなんを入れた 器(大き目の鉢など)に注ぎ、蒸し器で蒸す。
        (強火で2分→弱火で約20分)
       ② ごま油で生姜を炒め、香りが立つと、干しいたけの細切り、
        2~3cm長さに切ったえのき茸、を炒める。ホタテをほぐして入れ、
        カニかまも入れてAを加え、味を調え、煮たつと、水溶き片栗粉を
        加えてとろみをつける。
      ③ 蒸しあがった①に②のあんをかけ、うえに青ねぎの小口切りを散らし、
        ごま油をかける。

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