はやいもので、一月も今日で終りです。
一月は行く、二月は逃げる、三月は去る…
とはよく言ったものですね。
1月31日は「晦日正月(みそかしょうがつ)」と言われているそうです。
「お正月」がある一月 の最後の日、
地方によっては、
大晦日に蕎麦を食べず、この日に食べる風習の所や、
お餅をついて神様にお供えして、
松の内に年始回りに行けなかった親戚を訪問する所
もあるそうです。
正月三が日、七草、小正月、二十日正月 など、
正月関連の行事もいよいよ終わり、
春を迎える(立春)前の、区切りになるのでしょうか。
なにはともあれ、
まだしばらく、寒い日がつづきそうです。
食卓には、温かい汁物があると嬉しいもの。
この前、ご紹介したかす汁など、具沢山のおつゆをいただくと、
身も心も温まりますね。
今日ご紹介するのは、いろいろな根菜が入った「けんちん汁」です。
けんちん汁は、家庭や地方によって、具や味付けがいろいろあるかと
思います。
共通点は、お豆腐と大根や人参など色々な根菜が入っていることでしょう。
そもそもの由来は、鎌倉の建長寺というお寺の修行僧が作っていたため、
建長汁がなまって、「けんちょう汁→けんちん汁」になった、
という説が濃厚なようです。
具は、根菜のほかに、豚肉や鶏肉を入れたり、ちくわを入れたり、
というご家庭もあるかもしれませんが、
本来、精進料理なので、動物性のものは入れません。
だしも、精進の昆布としいたけのだしです。
(が、私は、かつおも加えた濃い一番出しで作るのが好きです)
具材の旨みや甘みが出て、滋味深い味わい。
塩としょうゆは、控えめの薄味でおいしいけんちん汁。
決め手はごま油。
ごまの風味がほっとする味わいです。
◆ けんちん汁
【材料】(約4人分)
ごま油 大さじ2強、 木綿豆腐 1丁、 板こんにゃく1/2枚、
油揚げ 1/2枚、干しいたけ 3枚、 大根 200g、 にんじん 100g、
ごぼう 70g、 里芋 4個、 青ねぎ 1本、
だし 4カップ、 生姜 適宜
A【酒・みりん・うす口醤油 各大さじ1、 塩 小さじ1/2強】
濃口しょうゆ 適宜
【作り方】① 豆腐は水切りしておき、手でくずす。
こんにゃくは、一口大にちぎって下ゆでする。油揚げは太めの短冊切、
しいたけは戻して十字4つ切にする。
② 大根は厚めのいちょう切、にんじんはいちょう切(細いところは半月切)
ごぼうは4mm厚さの斜め切、里芋は四つ切、ねぎは2~3cmに切る。
③ 鍋にごま油(大さじ2)を熱し、①と②を炒める。
④ だしを加え、煮立つと、アクをとり、火を弱めて10分ほど煮て
Aを加え、具材がやわらかくなるまで煮る。
⑤ ねぎを加え、濃口醤油を入れ味をととのえ、ごま油をたらして
香りをつけて火を止め、器に盛り、おろし生姜を添える。
※ おろし生姜のかわりに、七味、粉山椒などお好みでどうぞ。
※ 豆腐は、手でくずすと、包丁で切るより味がしみこみやすい。
※ だしは、昆布+干しいたけで 野菜の旨みが出て十分おいしいです。
(が、かつおも加えると、またさらに美味しいです。)
一月は行く、二月は逃げる、三月は去る…
とはよく言ったものですね。
1月31日は「晦日正月(みそかしょうがつ)」と言われているそうです。
「お正月」がある一月 の最後の日、
地方によっては、
大晦日に蕎麦を食べず、この日に食べる風習の所や、
お餅をついて神様にお供えして、
松の内に年始回りに行けなかった親戚を訪問する所
もあるそうです。
正月三が日、七草、小正月、二十日正月 など、
正月関連の行事もいよいよ終わり、
春を迎える(立春)前の、区切りになるのでしょうか。
なにはともあれ、
まだしばらく、寒い日がつづきそうです。
食卓には、温かい汁物があると嬉しいもの。
この前、ご紹介したかす汁など、具沢山のおつゆをいただくと、
身も心も温まりますね。
今日ご紹介するのは、いろいろな根菜が入った「けんちん汁」です。
けんちん汁は、家庭や地方によって、具や味付けがいろいろあるかと
思います。
共通点は、お豆腐と大根や人参など色々な根菜が入っていることでしょう。
そもそもの由来は、鎌倉の建長寺というお寺の修行僧が作っていたため、
建長汁がなまって、「けんちょう汁→けんちん汁」になった、
という説が濃厚なようです。
具は、根菜のほかに、豚肉や鶏肉を入れたり、ちくわを入れたり、
というご家庭もあるかもしれませんが、
本来、精進料理なので、動物性のものは入れません。
だしも、精進の昆布としいたけのだしです。
(が、私は、かつおも加えた濃い一番出しで作るのが好きです)
具材の旨みや甘みが出て、滋味深い味わい。
塩としょうゆは、控えめの薄味でおいしいけんちん汁。
決め手はごま油。
ごまの風味がほっとする味わいです。
◆ けんちん汁
【材料】(約4人分)
ごま油 大さじ2強、 木綿豆腐 1丁、 板こんにゃく1/2枚、
油揚げ 1/2枚、干しいたけ 3枚、 大根 200g、 にんじん 100g、
ごぼう 70g、 里芋 4個、 青ねぎ 1本、
だし 4カップ、 生姜 適宜
A【酒・みりん・うす口醤油 各大さじ1、 塩 小さじ1/2強】
濃口しょうゆ 適宜
【作り方】① 豆腐は水切りしておき、手でくずす。
こんにゃくは、一口大にちぎって下ゆでする。油揚げは太めの短冊切、
しいたけは戻して十字4つ切にする。
② 大根は厚めのいちょう切、にんじんはいちょう切(細いところは半月切)
ごぼうは4mm厚さの斜め切、里芋は四つ切、ねぎは2~3cmに切る。
③ 鍋にごま油(大さじ2)を熱し、①と②を炒める。
④ だしを加え、煮立つと、アクをとり、火を弱めて10分ほど煮て
Aを加え、具材がやわらかくなるまで煮る。
⑤ ねぎを加え、濃口醤油を入れ味をととのえ、ごま油をたらして
香りをつけて火を止め、器に盛り、おろし生姜を添える。
※ おろし生姜のかわりに、七味、粉山椒などお好みでどうぞ。
※ 豆腐は、手でくずすと、包丁で切るより味がしみこみやすい。
※ だしは、昆布+干しいたけで 野菜の旨みが出て十分おいしいです。
(が、かつおも加えると、またさらに美味しいです。)