四月もきょうで終わりです。
京都では、毎月晦日におからを炊く食習慣があります。
(前にも書いておりましたが…)
おからは別名「きらず」(包丁を使わず、切らずに調理できるので)と
呼ばれています。
「きらず」という言葉から、翌月も、(商売相手との)縁が
切れないように、収入が切れないように、
という願いを込めて、月末にいただいた…とか。
「おから」の「から」が空に通じるから、その言い方を避けて
別名があるようなのですが、
「きらず」というのは主に関西、
関東では、「卯の花」と言うようです。
卯の花のその白い小さな花がおからに
似ていることから、呼ばれるようになったそうなのですが…
植物の方の「卯の花」がピンとこない私、
おからに似てる? どんな花? と検索してみました。
卯の花(ウツギ) ↓
(Wikipediaより拝借しました)
(似てますでしょうか?)
さて、四月は別名「卯月」
卯月の卯の花。
何やら、ちょっと風情があります。
中身も、春らしい食材「ふき(蕗)」を入れて、
春ならではのおからに炊き上げました。
ふきのほのかな苦みとシャキッとした歯ごたえが、
おからのやさしい味と口当たりの中、
存在感がある香りと食感です。
今日のおからは、ふきも入って、一層おいしい。
おいしさの秘訣はもう一つ。
ごま油をたっぷり入れることです。
今まで、毎月炊いていて、美味しく炊けるときと
そうでもないときがありました。
いつも、調味料は目分量で、ぱっぱっと入れていたので
味にばらつきがあるのかと思っていましたが、
たっぷりのごま油で、おからと具材を炒めてから炊くと、
間違いなく美味しい…ということ、ようやく発見しました!
カロリーが気になる方、
ごま油は、身体にいい成分がぎっしり凝縮されています。
また、一緒に炊く食材、おから、ふき、ごぼうは、
食物繊維が豊富で、低カロリー。
たっぷりのごま油で、格別に美味しいおからを
是非、炊いてみてください。
◆ 春のおから
【材料】(約4人分)
おから 200g、 (生しぼり)ごま油 大さじ5、 干しいたけ 3枚、
にんじん 小1/2本、 ごぼう 小1/2本、
糸こんにゃく 1/2袋、 油揚げ 1/2枚、 ふき1本
A [ だし(しいたけ・かつお・昆布)400cc、 うす口醤油大さじ1.5
砂糖・酒・みりん 各大さじ1、 塩 少々]
酢 少々(小さじ1弱)
【作り方】
① 干シイタケはもどして、細切りにする。
にんじんは短冊切り、ごぼうはささがきにする。
こんにゃくはさっとゆがいて食べやすく切る。
② 油揚げは、短冊切りにする。
③ ふきは、塩で板ずりにして、シャキシャキ感が残るくらいにゆで、
2㎝くらいに切っておく。
④ 鍋にごま油大さじ1を入れ、①を炒める。
⑤ おからを加え、残りのごま油をたして、なじませるように炒める。
油が回ったらAと油揚げを加えて、汁気が少なくなるまで煮て、
隠し味に酢を加え混ぜる。
⑥ 最後に③のふきを加えて一煮し、器に盛る。
※ Aのだしの量は、おからの水分量によって、加減してください。
※ しっとりと汁気が少し残るくらいに仕上げるのが、お勧めです。
※ ごま油は、金ごま油を使うと、ごまの香ばしい香りが立ちます。
お好みのごま油をお使いください。
【今回使用したのはコチラ】
生しぼりごま油
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京都では、毎月晦日におからを炊く食習慣があります。
(前にも書いておりましたが…)
おからは別名「きらず」(包丁を使わず、切らずに調理できるので)と
呼ばれています。
「きらず」という言葉から、翌月も、(商売相手との)縁が
切れないように、収入が切れないように、
という願いを込めて、月末にいただいた…とか。
「おから」の「から」が空に通じるから、その言い方を避けて
別名があるようなのですが、
「きらず」というのは主に関西、
関東では、「卯の花」と言うようです。
卯の花のその白い小さな花がおからに
似ていることから、呼ばれるようになったそうなのですが…
植物の方の「卯の花」がピンとこない私、
おからに似てる? どんな花? と検索してみました。
卯の花(ウツギ) ↓
(Wikipediaより拝借しました)
(似てますでしょうか?)
さて、四月は別名「卯月」
卯月の卯の花。
何やら、ちょっと風情があります。
中身も、春らしい食材「ふき(蕗)」を入れて、
春ならではのおからに炊き上げました。
ふきのほのかな苦みとシャキッとした歯ごたえが、
おからのやさしい味と口当たりの中、
存在感がある香りと食感です。
今日のおからは、ふきも入って、一層おいしい。
おいしさの秘訣はもう一つ。
ごま油をたっぷり入れることです。
今まで、毎月炊いていて、美味しく炊けるときと
そうでもないときがありました。
いつも、調味料は目分量で、ぱっぱっと入れていたので
味にばらつきがあるのかと思っていましたが、
たっぷりのごま油で、おからと具材を炒めてから炊くと、
間違いなく美味しい…ということ、ようやく発見しました!
カロリーが気になる方、
ごま油は、身体にいい成分がぎっしり凝縮されています。
また、一緒に炊く食材、おから、ふき、ごぼうは、
食物繊維が豊富で、低カロリー。
たっぷりのごま油で、格別に美味しいおからを
是非、炊いてみてください。
◆ 春のおから
【材料】(約4人分)
おから 200g、 (生しぼり)ごま油 大さじ5、 干しいたけ 3枚、
にんじん 小1/2本、 ごぼう 小1/2本、
糸こんにゃく 1/2袋、 油揚げ 1/2枚、 ふき1本
A [ だし(しいたけ・かつお・昆布)400cc、 うす口醤油大さじ1.5
砂糖・酒・みりん 各大さじ1、 塩 少々]
酢 少々(小さじ1弱)
【作り方】
① 干シイタケはもどして、細切りにする。
にんじんは短冊切り、ごぼうはささがきにする。
こんにゃくはさっとゆがいて食べやすく切る。
② 油揚げは、短冊切りにする。
③ ふきは、塩で板ずりにして、シャキシャキ感が残るくらいにゆで、
2㎝くらいに切っておく。
④ 鍋にごま油大さじ1を入れ、①を炒める。
⑤ おからを加え、残りのごま油をたして、なじませるように炒める。
油が回ったらAと油揚げを加えて、汁気が少なくなるまで煮て、
隠し味に酢を加え混ぜる。
⑥ 最後に③のふきを加えて一煮し、器に盛る。
※ Aのだしの量は、おからの水分量によって、加減してください。
※ しっとりと汁気が少し残るくらいに仕上げるのが、お勧めです。
※ ごま油は、金ごま油を使うと、ごまの香ばしい香りが立ちます。
お好みのごま油をお使いください。
【今回使用したのはコチラ】
生しぼりごま油
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