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今日(京)のおばんざい、なぁに。

へんこ山田のスタッフ【ごまりこ】が綴るブログ。
京都に生まれ育って○十年。 (京都弁と大阪弁のバイリンガル?)
小さい頃から、当たり前のように身近にあった 食卓のおばんざい(日常のおかず)や食習慣、 そして風習…そんな京都(ならでは)のひとこまを 大切に残していきたいなぁ~と思う今日この頃です。
日々の暮らしの中、京都のいろいろ、旬、風物、行事、等など、 「食」をからめて、つづっていきたいです。

2013年10月

ハロウィンのかぼちゃ(南瓜)

きょうは、10月31日、ハロウィンです。

日本にけっこう定着したような…?
まだまだ認知度が高くないような…?
ハロウィンです。

外国由来の記念行事といえば、
まず、クリスマス。
それから、バレンタインデーやホワイトデー。

クリスマスケーキやチョコレートなど食品、
そして、装飾品などプレゼントのグッズの購買のおかげで、
その経済効果は、かなり大きいようです。

そして、
ハロウィンといえば、連想されるのは、かぼちゃ、仮装…
ですから、ハロウィンの売れ筋商品としては、
かぼちゃのお菓子類、仮装の衣裳やグッズだとか。。

衣裳やグッズの方の購買が増えていること、
そういうものが買いやすいネットショップが増えていることから、
日本でのハロウィンの経済効果も最近、ぐんぐん
上昇しているのでしょうね。

ちなみに、わが家でのハロウィンの買い物といえば、
かぼちゃ!!。。。。。それだけでしょうか。

尤も、かぼちゃ好きの私、しょっちゅうかぼちゃを買っており、
厨房にカボチャがない日がほとんどないくらい…
ハロウィンの日のために買っている、というわけではないのですが…

国産のかぼちゃは、秋から冬にかけてが旬。
β-カロチンやビタミンC、食物繊維をたっぷり含み、
アンチエイジング効果もある、嬉しい食材です。
寒暖差が大きく、体調をくずしたり風邪をひいたり
しやすいこの時期に、かぼちゃをいただくのは、
理にかなっています。

今年は、ハロウィンらしいパンプキン料理、というより、
南瓜の一品、
かぼちゃとれんこんの揚げマリネを作りました。

かぼちゃは油と一緒に摂取すると効率がいいそう…
ごま油の香りが、かぼちゃの風味をひきたて、
これから旬を迎えるれんこんも味わい深いです。

006_

◆ 野菜の揚げマリネ
【材料】(約4人分)
    かぼちゃ1/ 4コ、  れんこん 1節、  ししとう 10本位
    ごま油(揚げ油) 適宜、
    
     A【だし・酢 各大さじ2、 うす口醤油・濃口醤油・みりん 各大さじ1】

【作り方】 ① かぼちゃは7ミリくらいの厚さに食べやすく切る。
      ② れんこんは一口大に乱切りに、ししとうはようじで穴をあけておく。
      ③ Aを混ぜておく。
      ④ ①②③を、170°位に熱したごま油で素揚げして、あついところを
        ③に漬け込む。

     ※ にんじんや里芋等根菜を入れても美味しいです。








【今回使用したのはコチラ】

sesami oil
白ごま油特大サイズ







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セサミ・スイートポテト

日に日に秋の色が濃くなってきました。

芸術の秋
スポーツの秋
行楽の秋…

暑くもなく、寒くもなく、空は高く澄み渡り、
爽やかなこの季節、
一年の中で、最も過ごしやすい、落ちついた時期だからこそ、
「〇〇の秋」という言葉が、いろいろあるのでしょうね。

そして、
実りの秋
食欲の秋!

秋は、日本人の主食であるお米ほか、
たくさんの作物が実り、収穫する季節です。

秋の美味しい食材の1つ、さつま芋。
昔から「芋 たこ なんきん」と言われるくらい、
女性から大人気の食材。

さつま芋は、うれしいことに、美味しいだけでなく
栄養価がとても高いのです。

ビタミンCが豊富で、、200g(約1本)のさつま芋で
一日の必要量が摂取できるそうです。
カリウム、食物繊維、ビタミンE も含まれています。

そのままシンプルな焼き芋、ふかし芋も美味しいのですが、
今回は、デザートとして老若男女に人気のスイートポテトを作りました。
(我が家では、大量に、さつま芋を蒸して、最初は、
そのまま楽しみ、残りをスイートポテトにしたのですが…)

今日のスイートポテトは隠し味が入っています。
それは、白練りごま。
コクのある味に、ほのかに香るごまの風味の
スイートポテトです。

005_
























(焼く前に黒ごまをかけ忘れました。ぜひかけて下さい!)

◆ セサミ・スイートポテト
【材料】(約4人分)
    さつま芋 250g(大きめ1本)、 砂糖 約40g
    バター大さじ1(約15g)、  白練りごま 大さじ2
    卵黄 1個分、 牛乳 大さじ1~2
    生絞りごま油・みりん 各少々 黒ごま 適宜

【作り方】① さつま芋は、蒸して(またはオーブンで焼いて)皮をむき
       熱いうちにつぶす。
      ② 砂糖、バター、練りごまを混ぜて、卵黄の2/3量を混ぜ、
       牛乳を加えて混ぜる。
      ③ 生絞りごま油を薄く塗ったアルミカップに、②を入れ、
       残りの卵黄をみりんでのばしたものを刷毛で表面にぬり、
       黒ごまを散らし、230℃にあたためたオーブンで10分ほど、
       こんがり焼き目がつくまで焼く。  
      
※ ①でのつぶし加減は、お好みで。 
  なめらかなのがお好きな場合は、うらごすと、とろけるような
  食感になります。素朴な口当たりがお好みの場合は、粗く
  つぶしてください。  

※ ここでは、絞り出しましたが、スプーンで入れても、
  またさつま芋の皮を利用して、そこに詰めても素敵です。
   
※ 砂糖の量はお好みで加減してください。
※ 牛乳の量は、さつま芋のかたさ加減によって調節してください。
※ オーブントースターでもOKです。


【今回使用したのはコチラ】

ねり白150
白練りごま









生しぼりごま油290
生しぼりごま油







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チヂミ~そして 10月下旬の京都

今年は、9月が過ぎて 10月になっても
残暑のような暑さが続いていましたが、
10月も半分が過ぎたところで、
ようやく涼しくなってきました。

季節にふさわしい気候になってくると、
秋の行事が気になってきます。

秋の京都は、いろいろな行事が目白押しです。
ふだんは未公開だけれども、秋の特別拝観で
観ることのできる寺院もたくさんあります。
2013秋・京都の特別拝観・一般公開

今週末から月末にかけての京都市内の行事を
ピックアップしてみます。

10月19日(土)
■船岡大祭(建勲神社 11:00~)
 信長入洛を記念する大祭で、 舞楽の奉納、信長の甲冑など
 宝物の特別公開もあるそうです。雨天決行。
 →詳しくはこちら

10月19・20日
■二十日ゑびす(京都ゑびす神社)
         (19日 宵ゑびす祭、20日ゑびす講大祭)
 えべっさんはお正月だけではないのです。この時季、五穀豊穣を
 祈願して「えびす囃子」が奉納されます。福笹や縁起物の授与も。
 →詳しくはこちら

10月20日(日)
■嵯峨大念仏狂言(清凉寺 13:30~)
 壬生寺、千本閻魔堂とともに京の三大念仏狂言の一つ。
 所作は壬生狂言と同じで無言劇です。
 →詳しくはこちら

10月22日(火)
■時代祭(正午から行列出発)
 葵祭、祇園祭とともに京都三大祭の一つで、海外の参観者も多数。
 延暦から明治に至る千余年にわたる文物風俗の行列。
 約二千名の隊列が、京都御所から平安神宮まで一大時代絵巻を
 繰り広げます。
 →詳しくはこちら

10月22日(火)
■鞍馬火祭り(由岐神社 18:00~)
 京都三大奇祭の一つ。5mもの松明をかついだ若衆が、火の粉を
 撒きながら勇ましいかけ声をあげ街道を練り歩きます。
 勇壮でダイナミックな、夜空を焦がす火の祭典。
 →詳しくはこちら


さて、朝夕は急に涼しくなってきたので、
我が家ではホットプレート・メニューが登場。
チヂミを焼きました。
関西人なので、お好み焼き、たこ焼きなど
「粉もん」大好きな私ですが、
チヂミは、作るのも食べるのも初めてです。

生地が薄くて外側はパリっと、中はもちっとした食感で
タレにつけて食べる…と、生地の配合を教えてもらいました。
ニラや玉ねぎ、にんじんなどの野菜に加えて
イカやタコなどを加えた海鮮チヂミと、
キムチを加えたキムチチヂミが、ポピュラーなようです。

今回は、家にありあわせの緑野菜を寄せ集めて
作ってみました。
海鮮もキムチも入りませんが、生地にたっぷり
すりごまを加えてみました。
ごま油で香りよく焼き上げ、たれにもごまを入れたので
野菜だけでも、美味しく焼きあがりました。

これから、菜っ葉類がおいしくなる季節、
いろんなお野菜でお試しください。

201

◆ 緑の胡麻ごまチヂミ
【材料】(約4人分)
    ニラ 1/3把、 青ねぎ 2~3本、 春菊1/2把(葉の部分)
    ごま油 大さじ1~2、
    A(薄力粉 60g、 上新粉 40g、 だし(水)150cc、 卵 1コ
      白すりごま 大さじ2、 塩 少々)   
    B(醤油・酢 各大さじ1、 金ごま油・砂糖 各小さじ1
      白ごま 大さじ1)  ごまらぁ油 適宜、 鷹の爪

【作り方】① ニラは3~4cm長さに切り、ねぎは小口切りにする。
       春菊は3cmくらいに食べやすく切る。
      ② ボールにAの材料を入れて混ぜて記事を作り、
        ①を加え混ぜる。
      ③ フライパン(ホットプレート)ににごま油を熱し、
       ②を流して、薄焼きみする。
      ④ ひっくり返して、ふちからを少し足して、
        パリッと焼く。
      ⑤ Bを混ぜたたれでいただく。
       お好みで、ごまらぁ油をかけてどうぞ。
       
※ 上新粉がなければ、全量薄力粉(100g)で作ってください。


【今回使用したのはコチラ】

白ごま油275
(白)ごま油


 

すり白
すりごま(白)








いり白
炒りごま(白)




金ごま油290
金ごま油




ごまらあ油60 
ごまらあ油









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寒露

きょう 10月8日は、二十四節気の寒露です。

「寒露」
初秋に、草花に宿る冷たい露のこと。
秋の深まりや趣を感じさせる、美しい言葉ですね。

ただ、きょうは朝から蒸し暑く、この言葉が
しっくりきません…。

10月に入ってから、何やら暑さが戻ってきたかのよう…
とりわけ、きのう(7日)は、日本全国どこもかしこも暑く、
10月の観測史上最高気温のところが多かったようです。

わが家では、ひんやりした献立を欲して、
冷製パスタなど作っていました。

ごま油の風味がよく、隠し味のポン酢が効いた和風味、
トマトと水菜とツナのスパゲッティです。

京野菜の一つでもある水菜、
年中ありますが、これからの季節、だんだん美味しくなります。

生のシャキシャキした食感が魅力ですが、
加熱しても美味しい野菜です。

そして、嬉しいことに、見かけによらず、栄養たっぷり。
カロチン、カルシウム、マグネシウム、
ビタミンC、鉄分などが豊富に含まれています。

(見かけによらず、というのは水菜に失礼。
 食べやすくてクセのない爽やかさにかかわらず…
 でしょうか…?)

たっぷり含まれたビタミンCには、 肌を美しく保つコラーゲン
の合成を助ける作用があるので、
夏の日差しを浴びて疲れた肌を元気にしてくれます。

また朝夕の温度差が大きいく、それに対応しきれず
秋バテしやすい、と言われている今、
水菜のいろいろな栄養は、効果的です。

夏バテにならなかった人が、秋バテになりやすい、
とも聞きますので、この時季、
食べる物から健康を維持していきましょう。

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◆水菜とトマトとツナの冷製パスタ~ごま油仕立て~
   
【材料】(約2人分)
    水菜1/2把  トマト1個  ツナ1/2缶
    (生しぼり)ごま油 大さじ4、 スパゲティ (細め)約170g
    うす口醤油・ポン酢 各小さじ1  塩・こしょう 適宜
    白すりごま 適宜

【作り方】① ごま油、うす口醤油、ポン酢、こしょうをまぜ、
       食べやすく切ったトマトを入れ、冷蔵庫で冷やしておく。
       (30分~1時間)
      ② 水菜は洗って、5cmくらいに切る(葉先はちぎっておく)       
      ③ スパゲティは、塩をいれた熱湯でゆで、冷水で冷やして、
       水気を切っておく。
      ④ ①にツナ、いりごま、水菜、③のスパゲティを加えて混ぜ、
       器に盛る。

※ スパゲッティの細さはお好みのものを使って下さい。

【今回使用したのはコチラ】

生しぼりごま油290
生しぼりごま油




すり白
すりごま(白)








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