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今日(京)のおばんざい、なぁに。

へんこ山田のスタッフ【ごまりこ】が綴るブログ。
京都に生まれ育って○十年。 (京都弁と大阪弁のバイリンガル?)
小さい頃から、当たり前のように身近にあった 食卓のおばんざい(日常のおかず)や食習慣、 そして風習…そんな京都(ならでは)のひとこまを 大切に残していきたいなぁ~と思う今日この頃です。
日々の暮らしの中、京都のいろいろ、旬、風物、行事、等など、 「食」をからめて、つづっていきたいです。

2016年09月

さつま芋おはぎ~秋彼岸に

きょうは、秋分の日です。
そして、秋彼岸の中日。
今年の秋彼岸は、9月19日から25日までの
1週間です。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、
ひときわ厳しかった残暑も、いつのまにか弱まり、
過ごしやすくなってきました。

この慣用句、文字通り、
お彼岸になれば、暑さも寒さもやわらぐ、
という意味と、もう一つ深い意味があります。

暑さ寒さだけでなく、悩みや苦しみも
この世(彼岸に対する此岸(しがん))の間だけのもので、
彼岸、すなわち悟りの境地に達すれば、
暑さ寒さはもちろん、悩みも苦しみも煩いもなくなる、
という意味です。

何やら、いろいろ考えさせられます。
 
この飛び石連休に、お墓参りをしたり、
仏壇におはぎをお供えして、
お供養をする、という方も多いと思います。

ご先祖をしのんで、自らの生活をゆっくり考える
いい機会かもしれません。
ゆったりした気持ちで、おはぎを作るのもいいものです。

おはぎは、和菓子の中でも手作りしやすく、
材料も揃えやすいです。

餡は、小豆から炊いてもよし、市販のものを使うと手軽ですが、
どちらもないときに、さつま芋あんの変わりおはぎは
いかがでしょう。

さつま芋は、もち米を炊くときに炊飯器で一緒に炊きます。
お芋ごはんを炊く要領で、さつま芋は洗ってそのまま上に置きます。

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時間も手間も光熱費も節約でき、一石三鳥です。
さつま芋ごはんといえば、相性がいいのが黒ごま。
さつま芋おはぎにも、黒ごまがよく合います。
是非お試しください。

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◆さつま芋おはぎ
【材料】(約16個分)
    もち米 1.5合、 塩 少々  
     さつま芋 小3本(約400g)、 砂糖 約30~50g
     黒すりごま 大さじ4 + 砂糖 大さじ1
     黒炒りごま 大さじ1
     あん お好みで適宜

【作り方】
   1. もち米洗って、ザルにあげてから 分量の水に浸け、
      上にさつま芋をのせて、普通に(炊飯器で)炊く。
      炊き上がると、さつま芋を別に取り出して、
      塩少々を混ぜてめん棒などで半つぶしにする。
   2.取り出したさつま芋は皮をむきつぶし、砂糖と塩一つまみ
      加えて弱火でさっと練る。(かたいときは、水も加える)
    3、1を丸め、2を丸く広げた上にのせて、ラップで包む。
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   上に黒炒りごまを散らす。
   3.2を丸めて、1を丸く広げた上にのせて包み、周りに
      黒すりごまと砂糖をまぶす。

   ※ 今回は、もち米だけで作りましたが、うるち米を混ぜて炊いても
     美味しいです。

   ※ 砂糖の量は、さつま芋の味によって調節してください。

   ※ さつま芋は、皮つきのままでも…お好みで。
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あんこを真ん中にいれても美味しく、断面がきれいです。

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【今回使用したのはコチラ】


すり黒
すりごま(黒)




いり黒
炒りごま(黒)









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肉巻き半熟卵~お月見の日に~

月月に月見る月は多けれど
           月見る月はこの月の月

十五夜を称えた、詠み人知らずの短歌です。

「月」が八つ出てきますが、日本語では、
空の月(moon) も 月日の月(month) も、どちらも「月」
下の句最後の3つの月(月見るはこの)の
それぞれの月が、どちらの月なのか、考え込んでしまいます。

歌の意味は、
「毎月毎月、月を鑑賞できる月は多いけれども、
 月を観る値打ちがあるような名月といえば、まさに今月のこの月です」
あるいは、
「毎月毎月、月を鑑賞できる月は多いけれども
 名月を観るのに最適な月といえば、、この美しい月が出ている今月です」

どちらでしょう?!

さておき、きょうは、十五夜、中秋の名月。
中秋の名月は毎年日が変わります。
九月七日から 十月八日までの間に訪れる満月の日が、
十五夜・中秋の名月です。

いにしえの平安の貴族の間では、舟遊びをして、池の水面に
あるいは杯に映って揺れる月を愛で、歌を詠み、
月見の宴を楽しんだと聞きますが、
現代のお月見といえば、すすきを飾って月見団子や里芋や栗をお供えして
月を眺めて楽しむ、という感じでしょうか。

かつては、月の満ち欠けによる暦をもとに、生活し、
農作業が行われてきました。
月とともに成長していく作物の実り、
秋の収穫を供えて、月に感謝の気持ちをささげていたのでしょう。

秋は空気が澄んで、天気のいい夜は月がことさら美しいですが、
毎年、この時季は台風シーズンで、空模様が不安定。
先日から相次ぐ台風の影響で、心配です。
江戸時代にも 「中秋の名月、十年に九年は見えず」
と言われていたそうで、今も昔も、名月が見られるかどうか
気をもんでいたのですね。

お月見といえば、先程も出てきた「月見団子」
月見団子は、まんまるく形作ったお団子を球形の月に見立てたものです。
ほかに、月見のつく食べ物といえば、月見うどん(そば)。
月見うどんは、うどんの上に(生)卵を落とし、黄身を月に見立てたものです。

今年のお月見は、半熟卵で肉巻き卵を作ってみました。
卵は、とろとろの半熟に仕上げましたが、
ご家族のお好みに合わせて
秋のお月見のおともにいかがでしょう。





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◆肉巻き半熟卵
【材料】(4個分)
    卵 4個(M寸)、 豚薄切り肉 160~200g、
    A 【醤油・みりん・酒 各大さじ2、生姜汁 少々】
    小麦粉・ごま油 適宜
    付け合せ野菜(キャベツ、ピーマンなど)

【作り方】
  1.好みの茹で加減でゆで卵を作る。
   ご参考までに→(半熟、かた茹で…好みのかたさのゆで卵の作り方
  2.Aをまぜて合わせ調味料を作っておく。
  3.1のゆで卵の周りに小麦粉をまぶしつけて、豚肉を巻く。
    (最初、縦に巻き、それから、横にくるくると巻いていく)
    まわりにも小麦粉をまぶし、軽くにぎるようにしてなじます。   
  4.フライパンにごま油を熱し3を焼く。回しながら全体に焼き色が
    つくよう、香ばしく焼く。

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  5.キッチンペーパーでフライパンの油を軽く拭き取り、
   Aを回し入れ、煮からめる。横で付け合せの野菜
   (ここではピーマン)を炒める。
  6.キャベツの千切りとともに盛り付ける。

※ 調味料は、お好みで、甘みを加減してください。

※ ごま油の量は、豚が赤身であればやや多い目、
  三枚肉など脂肪が多いときは控え目に。

※ 付け合せ野菜は、ピーマンのほか、青菜やきのこなど、
  キャベツの代わりに、ちぎった水菜、さっとゆでたもやしなども
 よく合います。

※ M寸の卵1個につき豚肉40~50gで、全体にすきまなく巻けます。


【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油 





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簡単栗おこわ~栗の節句に

きょう九月九日は、五節句のひとつ、重陽の節句です。

五節句とは、
 一月七日 人日(じんじつ)の節句
 三月三日 上巳(じょうし)の節句
 五月五日 端午(たんご)の節句
 七月七日 七夕(しちせき)の節句
 九月九日 重陽(ちょうよう)の節句

節句の「節」というのは、節分の「節」と同様、季節の変わり目のことです。
そして、その季節の植物から生命力をもらい邪気を祓います。

一月七日は七草…(七草粥をいただく日)
三月三日は桃…(桃の節句、女の子の誕生と成長を祝うひなまつり)
五月五日は菖蒲…(菖蒲の節句、男の子の誕生と成長を祝う)
七月七日は笹…(七夕まつり)
そして
九月九日は菊。…ですから、菊の節句とも呼ばれています。

中国では、菊は邪気を祓い長生きする効能があると信じられており、
中国思想の影響で、平安時代の貴族は、菊花を浮かべた酒を酌みかわし、
菊を湯船に浮かべた菊湯に入ったりして、長寿を祈願したそうです。

一方、庶民の間では、重陽の節句が作物の収穫時期と重なるため
「栗の節句」と言われて栗飯や栗餅を食べて祝っていた、とも聞きます。

重陽の節句は、今では五節句の中で一番なじみがないように思われます。
が、昔の日本人の暮らしや習慣を受け継いで、
節目節目の行事や季節感を大切にしていきたいもの。
食卓に、節句にちなんだ献立を取り入れてはいかがでしょう。

きょうは、栗の節句…栗おこわを作ってみました。
栗おこわというと、ちょっと手間がかかりそうに思われがちですが、
手軽に栗の甘露煮を使って、炊飯器で炊きました。
(本来、おこわは餅米を蒸すのですが…)

くっきんぐせさみおいるを加えることで、
栗おこわの味や風味をいかしたまま、
自然なつややかさが出て、炊き上がったご飯の
一粒ひとつぶが立って、口に入れるとほわっと
美味しい食感に、風味よく出来上がります。

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◆栗おこわ
【材料】
   もち米 2合、 A【酒 大さじ1、 うす口醤油・塩 各小さじ1/2】
   くっきんぐせさみおいる 大さじ1/2、 昆布 5cm角くらい
   栗の甘露煮 8~10粒くらい、 黒炒りごま 適宜
   
【作り方】
   1. もち米をといで、しばらく水に浸けザルにあけて水をきる。
   2. 1を 炊飯器に入れ、やや少なめの水とA、昆布、
     汁気を切った栗、くっきんせさみおいるを入れて
     普通に炊く。
   3.炊き上がると、底から切るようによく混ぜて水分をとばし、
     お重箱やお茶碗によそい、黒ごまを散らす。

   ※ もち米とうるち米を混ぜても美味しいです。



【今回使用したのはコチラ】

cooking sesami oil



くっきんぐせさみおいる


いり黒
炒りごま(黒)





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ローリング・ストック !!

きょうは、防災の日です。

1923年、関東大震災に見舞われた日が、
9月1日だったことに由来、
地震などの災害に対する心構えを準備し、
非常時のための備えについて確認する日です。

1995年の阪神・淡路大震災、2004年の新潟県中越大震災、
2011年の東日本大震災、そして今年の4月の熊本地震。
いろいろな場所で大きな地震が起こっています。
震災が起こらないことを祈るばかりですが、
まずは、防災の日をいい機会に
ご家庭にある防災グッズや備蓄品を見直してみませんか。

大災害発生時、公的な支援物資はすぐに届かないことも多く、
コンビニなどお店も人が殺到し、食品が入手できない可能性もあります。
食品については、最低でも3日分は用意しておくべき、と
言われています。

乾パン、缶詰(すぐ開けられるタイプ)、栄養補助食品、飴やチョコレート、水…
そのままで食べられるものが便利です。

ただ、非常食でも賞味期限があります。
「気がついたら、賞味期限がずいぶん前に過ぎていて
全部捨てて買い直した…」というのでは、
もったいないです。
年に1度はチェックをして、期限が近いものから食べていき、
その分を買い足す・・・という「ローリングストック」法を繰り返して、
常に家庭に新しい非常食を備蓄することが推奨されています。

さて、我が家もローリングストックで、
新しい缶詰を非常用に備え、古い缶詰を開けました。
さかなの缶詰は、晩ご飯のひと皿に…。
そのままでも食べられるさかな缶ですが、
ちょっとひと工夫すると、おかずにも酒の肴にもなります。

ごまと組み合わせたこんな一品いかがでしょう。
火を使わず、包丁も使わず、混ぜたり和えたりするだけの
簡単さ。ごまの香ばしさが加わって、一味違う味です。
ぜひお試しください。


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レシピというほどのものではないのですが…
◆さかな缶の胡麻まぶし
【材料】
   ツナ缶(ブロックタイプ)・さんまの味付け缶 各1缶
   炒りごま 大さじ2~3 すりごま 大さじ2~3
   青じそ 約5枚、 細ねぎ 約3本
   マヨネーズ・柚子胡椒・わさび・辛子 各少々
   
【作り方】
   1.ツナ缶はひと口大にして、柚子胡椒(またはわさびや辛子)を
     混ぜたマヨネーズを周りにうすくぬって、炒りごまをくっつける。
   
   2.さんま缶は、ひと口大にして、周りにすりごまと青じそ
     (または、ねぎ…キッチンバサミで切る)をまぜて周りにまぶす。
   
   ※ やや乾いた感じのツナにはマヨネーズをぬってから
     いりごまを付けました。
   
   ※ 煮汁も味もしっかり付いている味付け缶には、水分をすう
     すりごまと青じそ(ねぎ)をつけてみました。

   ※ お好みで直接ごまだけをつけても、美味しいです。
     ごまは、白黒お好みで~。
   


【今回使用したのはコチラ】
 
いり白
炒りごま(白)



いり黒
炒りごま(黒)




すり白
すりごま(白)







すり黒
すりごま(黒)






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