space

今日(京)のおばんざい、なぁに。

へんこ山田のスタッフ【ごまりこ】が綴るブログ。
京都に生まれ育って○十年。 (京都弁と大阪弁のバイリンガル?)
小さい頃から、当たり前のように身近にあった 食卓のおばんざい(日常のおかず)や食習慣、 そして風習…そんな京都(ならでは)のひとこまを 大切に残していきたいなぁ~と思う今日この頃です。
日々の暮らしの中、京都のいろいろ、旬、風物、行事、等など、 「食」をからめて、つづっていきたいです。

2018年11月

ダブル胡麻バーグ

毎月29日は、語呂合わせで「肉(29)の日」です。
11月は、そこに「いい(11)」が加わり、
「いい肉の日」だとか。

飲食店では、お肉のお得メニューが出来たり、
いろいろお肉のキャンペーンをやっているところも少なくないようです。

ここでお肉というのは、牛肉、豚肉、鶏肉、のこと。
いずれも、たんぱく質やビタミン、ミネラルを豊富に含んでいて、
筋肉や骨等を作る、大切な栄養源です。

それぞれ栄養面で特色があり、
牛肉は、鉄分、「造血のビタミン」と呼ばれるビタミン12が豊富。
貧血予防のはたらきがあります。

豚肉は、ビタミンB1が豊富。エネルギー代謝を促進し、
疲労回復作用が高いのです。

鶏肉は、ビタミンAが豊富。皮膚や粘膜を強くし、
眼の健康にも効果があります。

そして、肉類にはいずれも脂質が含まれているので、
緑黄色野菜…色の濃い野菜(にんじん、かぼちゃ、ホウレンソウなど)
のβ-カロチンの吸収をよくします。

肉類をいただくときは、野菜もたっぷり食べると
栄養バランスのよい食事になります。

関西では「肉」というと牛肉をイメージする人が多いよう。
「肉じゃが」は牛肉、そして
豚肉を使った中華まんは「肉まん」と言わず「豚まん」

一方、関東では、肉というと豚肉を思い浮かべる人が多いようです。
国内でも食文化に違いがあり、興味深いものです。

さて、きょうは、牛肉を使ってハンバーグを作りました。
ハンバーグの種には、たっぷりごまを加え、
「つなぎ」には一般的なパン粉ではなく麩を使いました。
麩は吸水性が高いので、ふっくらした食感に仕上がります。

ごまの風味とプチっとした歯ごたえも感じられ、
また生の玉ねぎのシャキッと感が少し残る、
食感のいいハンバーグ。

ごまの香りの和風のソースともよく合い、
ごまのダブル使いは、ごま好きにはたまりません。
肉の日に限らず、是非作ってみて下さい。

gomaburg

◆ ダブル胡麻バーグ
【材料】(4個分)
牛ひき肉 150g、  塩 小さじ1/4、 砂糖・こしょう 少々、 
玉ねぎ 小1個(200g)、 くっきんぐせさみおいる 大さじ1
卵 M1コ、 車麩 1個(または焼き麩5個くらい) 牛乳 大さじ2~3、
黒すりごま・白炒りごま 各大さじ2

ごまソース【酒・みりん 各大さじ2、 白味噌 各大さじ1、
        赤味噌・黒練りごま・醤油 各小さじ1、
        白すりごま 大さじ2】

付け合わせ野菜
【作り方】
1.車麩はザクザク切り、牛乳に浸けてやわらかくしておく。
2.玉ねぎをみじん切りにし、2/3量をおいる小さじ1で炒める。
  しんなりして茶色っぽく色づくと、火を止め粗熱をとる。
3.ボウルにひき肉、塩、砂糖、こしょうを混ぜる。
  1、2の炒めた玉ねぎと生の玉ねぎ、といた卵を加えて
  よ~く練り混ぜる。すりごまと炒りごまも加えて混ぜる。
  ボウルにたたきつけて空気を抜き、4等分にし、丸く形作る。
4.フライパンにのこりのおいる(小さじ2)を入れて熱し、
  3を真ん中を少し凹ませて入れ、焼き色をつける。
  中火で2~3分焼き、こんがり焼き目がつくとひっくり返して
  弱火にして蓋をして5分ほど焼く。
5.焼けたハンバーグをお皿に移し、空いたフライパンに
  (残った油に足して)ごまソースの材料を入れ弱火にかけ、
  混ぜながら 軽く煮詰めて、ハンバーグにかける。
6.付け合わせの野菜を添えて、出来上がり~♪

【今回使用したのはコチラ】

cooking sesami oil



くっきんぐせさみおいる




ねり黒150練りごま(黒)







すり白
すりごま(白)





すり黒
すりごま(黒)




 
いり白
炒りごま(白)






人気ブログランキングへ

さばのごま味噌煮

11月24日は「和食の日」です。
世界から そのヘルシーさ、美味しさが注目され、
数年前に、ユネスコの無形文化遺産にも登録された和食。

季節感があって、多様な調理法を楽しめ、
栄養バランスがよく、行事食という伝統的な面もある和食。

とはいえ、一般家庭では、和食離れが進んでいるという話も聞きます。

確かに、子どもや若い人の人気メニューというと、
カレーライス、パスタやピザ等イタリアン、ハンバーグやシチューなど洋食
が、上位にくるようです。

その一方、おふくろの味、といえば、
肉じゃがや切干大根煮、おでん等の煮物、、炊き込みご飯やちらし寿司、
味噌汁や卵焼き、きんぴらなど、和食の献立がたくさん挙がります。

やはり、日本の伝統であり、
日本の気候、風土の中ではぐくまれた食材や調味料を使った和食は、
日本人の口にも体にも合う、飽きなこない味なのだと思います。

さて、おふくろの味の中で上位に入る魚料理、というと
さばの味噌煮。
ファンが多い煮物なのですが、
作るのは苦手…さば特有のにおいが出て…
という声も少なくないのです。

きょうは、さば独特のくさみを感じない、
香ばしい美味しさの「さばのごま味噌煮」をご紹介いたします。

116 (800x624)

さばをさっと炒め焼きにしてから煮るので、
焼き目の香ばしい風味が加わり、煮る時間が短縮できます。

また、味噌に練り胡麻とすりごまを加えるので、うまみが増して
風味がよく、ご飯がどんどん進む味です。

さば(真さば)は秋から冬にかけてが旬。
旬のさばは、おいしくて、栄養豊富…
EPA、DHAの含有量は、魚の中でトップクラスです。
生活習慣病の予防や、脳の活性化、血液サラサラ効果など
いろいろな健康効果が期待できます。

さばのおいしいこの時季に是非つくってみてください。

◆ さばのごま味噌煮
【材料】
さば 小4切れ、 塩 少々、 くっきんぐせさみおいる 大さじ1
薄力粉 適宜、 ピーマン(赤と緑) 各1個
A【昆布だし(または水) 1/2カップ、 酒 大さじ3、 みりん 大さじ1
  濃口醤油・白味噌・味噌 各 小さじ1、 白練りごま 大さじ1、
  おろし生姜 1かけ分】
白すりごま 大さじ2、 生姜 1かけ(せん切り)

【作り方】
1.さばは、全体に塩をふって15分ほどおき、出てくる水けをペーパーで
  そっと押さえるように拭きとる。(臭みをとる)  
2.皮に2本ほど切り目を入れ、薄力粉をうすくはたきつけ、おいるを熱した
  フライパンで焼く(皮目から、軽く焼き目がつくと返して両面焼く)
  横でピーマンの乱切りも炒め、塩少々をふる。
3.さばとピーマンを一旦取り出し、フライパンをペーパーで拭き、Aを入れ
  煮立つと、さばをもどして、7~8分煮て、仕上げにすりごまを入れて
  火を止め、器に盛り、生姜の千切りを散らす。

※ 今回はピーマンを付け合わせましたが、
  ほかに、ねぎ、青梗菜など青菜、ごぼう…等など
  お好みの野菜を添えてください。

【今回使用したのはコチラ】

cooking sesami oil



くっきんぐせさみおいる



ねり白150
練りごま(白)







すり白
すりごま(白)









人気ブログランキングへ

カルパッチョ!~くっきんぐせさみおいる仕立て

十一月中旬となり、
晩秋の気配を感じるようになってきました。

日中は日差しが暖かですが、朝晩は冷え込みます。
一日の寒暖差が大きくなってきたためか、
紅葉も色鮮やかになってきました。

京都には、嵐山、北野天満宮、神護寺、妙心寺、大徳寺、
清水寺、南禅寺、東福寺、光明寺、醍醐寺…等など、
数多くの紅葉の名所があります。

また、有名な寺社でなくとも、通りの街路樹や、名もない所にも、
いろいろな場面で紅葉が楽しめます。
かえでの燃える様な紅色、桜紅葉の赤色、
まばゆいような銀杏の黄色…美しい季節の到来です。

さて、紅葉が美しくなるこの季節といえば、
ボジョレーヌーボーの時季。
今年の解禁日は、11月15日でした。

早速楽しまれた方もいらっしゃるでしょうね。
きょうは、ボジョレーヌーボーに合う、簡単なおつまみを
ご紹介いたします。

ボジョレーは、一般的なワインよりも熟成期間がずっと短いので
ぶどうの風味がフレッシュ。
赤ワイン特有の渋みも少ないので、あっさりした味わいのおつまみと
よく合うようです。

060_ (1024x707)

こちらは、スモークサーモンと生ハムのカルパッチョ。
どちらもワインと相性ピッタリです。

カルパッチョといえば、オリーブオイルをかけるイメージが
強いかもしれませんが、
きょうは、くっきんぐせさみおいるで仕上げてみました。

クセのないくっきんぐせさみおいるで、素材の味が引き立ち、、
そして、まろやかで口当たりがよくなります。
シンプルながら、味わい深い一品、是非お試しください。

061_ (800x600)

◆ カルパッチョ~くっきんぐせさみおいる仕立て
【材料】
   スモークサーモン・生ハム 各60~80g
   A【くっきんぐせさみおいる 大さじ1強、 酢 大さじ1~2、
     うす口醤油 小さじ1/2、 塩・こしょう・砂糖 各少々】
  水菜 適宜、 玉ねぎ 小1/2コ、 黒オリーブ 少々
   みょうが・トレビス 各少々
 
【作り方】
   1.Aを混ぜておく。(酢や砂糖の量は、味を見て…)
   2.玉ねぎは薄切りにして、さっと水にさらして
     しぼっておく。
   3.みょうがは斜め薄切り、黒オリーブは薄輪切りにする。
   4.器に水菜をちぎってしき、上に、スモークサーモンを
     並べてひろげ、 玉ねぎスライス、みょうがをのせて、
     1を全体にかける。
   5.器に水菜とちぎったトレビスをしき、上に生ハムを
     並べて広げ、玉ねぎスライス、黒オリーブをのせ、
     1を全体にかける。

062_ (800x608)
   
※ 野菜は、他にも、ベビーリーフ、スプラウト、
   きゅうり等、お好みのもの、お家にあるものでどうぞ。
※ お酢の分量を加減して、お好みの酸味に~。

【今回使用したのはコチラ】

cooking sesami oil



くっきんぐせさみおいる





人気ブログランキングへ

ほうれん草と卵のグラタン~くっきんぐせさみおいるで…

きょうは、二十四節気の立冬。
立冬とは、冬のはじまりのことです。
「立」には、新しい季節になるという意味があって、
二十四節気のうち、立春、立夏、立秋とともに、
四立(しりゅう)として、季節の大きな境目です。

実際、立春の時季が まだ寒かったり、
立秋とは名ばかりで暑さが厳しいさなかであるように、
立冬とはいえ、まだあまり冬の気配は感じられません。

辺りの木々が色づき始めている様子に、秋の深まりを感じる
今日この頃ですが、
きょうは、陽射しも強く、日中は暑いくらいの一日でした。

さて、
中国では、古くから「立冬補冬、補嘴空」ということわざが
あるそうです。
これは、立冬には旬の食材を温かくして食べて、栄養を摂り
体調を整える」という意味だそうです。

昔の人は、寒さに備えて、栄養を補給して、
身体を労わっていたのですね。
で、今が旬の野菜、といえば、ほうれん草、大根、かぶら、
ねぎ、白菜、等など…

031_ (1024x768)












いずれも年中見かけますが。旬の時季には、栄養価が高まり、
味が濃く美味しくなります。

ほうれん草に含まれるビタミンCは、冬は夏の3倍!と
言われています。

042_ (778x1024)

きょうは、ほうれん草でグラタンを作ってみました。
あつあつのグラタンは、子どもにも大人にも人気!
グラタンにすると、ほうれん草もたっぷり食べられます。

また、油分と一緒に食べることで、ほうれん草に含まれるβ-カロチンの
吸収がよくなります。

朝夕は、ぐっと気温も下がり、寒暖差がかなり大きい今の時季、
あったかいグラタンは嬉しい献立、また
たっぷりのほうれん草で、体調をととのえ、風邪をひきにくくなります。

045_ (1024x835)

きょうのグラタンは、バターを使わず、
くっきんぐせさみおいるを使いました。
クセのないやさしい風味に仕上がり、ベーコン等素材や
チーズの風味が引き立ちます。

炒めた玉ねぎに薄力粉を振り混ぜて炒めて、
牛乳でのばす作り方は、わざわざ別にホワイトソースを作らない
手軽で失敗のないレシピです。
是非作ってみてください。

040_ (1024x750)

◆ ほうれん草と卵のグラタン~くっきんぐせさみおいるで…
【材料】(約2~3人分)
   玉ねぎ 小1個、 ベーコン 80g、 
   ほうれん草 1把、 卵 2~3個、
   薄力粉 大さじ2.5(20g強)、  塩・こしょう 各少々、  
   くっきんぐせさみおいる 大さじ1強、 ピザチーズ25g
   牛乳 300cc、 パルメザンチーズ 20g、 パン粉 少々

【作り方】
    1. ほうれん草は固めにゆでて、3cm位に切っておく。
       卵は半熟にゆでて、殻をむいておく。。
    2.玉ねぎは薄切りにしてくっきんぐせさみおいるで炒める。
       軽く塩こしょうして、しんなりすると、薄力粉を加え混ぜ、
       粉っぽさがなくなるまで弱火でよく炒める。
    3. 1cm幅に切ったベーコンを加えてひと炒めし、牛乳を少しずつ
加え混ぜる。
    4. 全体に均一に混ざると、1のほうれん草とピザチーズを加えて
       塩こしょうで 味を調える。
    5. 耐熱皿に1のゆで卵をのせ、4を流し入れ、上にパルメザンチーズ
       とパン粉を散らし、グリルかオーブントースターで、表面に焼き色が
       つくまで焼く。

049_ (1024x665)

【今回使用したのはコチラ】

cooking sesami oil



くっきんぐせさみおいる






人気ブログランキングへ
月別アーカイブ
記事検索
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ