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今日(京)のおばんざい、なぁに。

へんこ山田のスタッフ【ごまりこ】が綴るブログ。
京都に生まれ育って○十年。 (京都弁と大阪弁のバイリンガル?)
小さい頃から、当たり前のように身近にあった 食卓のおばんざい(日常のおかず)や食習慣、 そして風習…そんな京都(ならでは)のひとこまを 大切に残していきたいなぁ~と思う今日この頃です。
日々の暮らしの中、京都のいろいろ、旬、風物、行事、等など、 「食」をからめて、つづっていきたいです。

2020年04月

春の出合いもの 若竹煮

春の味覚、というと色々ありますが、
日本を代表する春の食材、といえば筍!
「竹冠に旬」という字面からもうかがえるように
季節感あふれる山菜です。

成長が早く、10日間(旬)で竹になるということから
「筍」の字になったとか。

食感がよく、独特の風味とうまみは、
春の掘り立ての筍ならではのものです。

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今は、多くの方々が、ステイホームしている時。
コロナウィルス感染予防のために、家からほとんど
外に出ていない人も多いことと思います。
ストレスがたまったり… 気力が減退していったり…
テレワークの仕事に集中できなかったり…
ということもあるでしょう。

筍は、そんな不具合を解消する働きがあるのです!

筍をゆでると白い小さな粒状のものが出ますが、
これは「チロシン」というアミノ酸の一種で、
疲労回復や、脳を活性化してやる気や集中力を高める
効能があるそうです。

それから、豊富に含まれているパントテン酸というビタミンは、
ストレスの緩和に効果的だとか。

そして、豊富な食物繊維は、腸内の環境を整えてくれ
免疫力アップの働きがあります!!

低カロリーな上、食物繊維が多いことで
皮下脂肪や内臓脂肪をつきにくくなり、
ステイホームで運動不足になりがちな方にもおすすめです。

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きょうは、春の「出合いもの」、
筍とわかめの煮物「若竹煮」を紹介いたします。

「出合いもの」というのは、同じ季節に出回る旬のもので、
食材として相性がいいもの、日本料理でよく使われます。

季節の海の幸、山の幸、里の幸、など旬の食材を
組み合わせることで、お互いの味や香りが一層引き立ち、
旬の味覚、季節感を味わい、楽しむことが出来ます。

冬なら、ぶり・大根。
夏なら、にしん・茄子。
そして、春は「筍・わかめ」

筍とわかめの「若竹煮」は、
筍の代表料理で、旬の和食献立でもあります。

簡単な煮物なのですが、なかなか美味しく煮つけられない…
味がぼやけている…
という声をきくことがあります。

煮るだけの簡単な作り方ですが、
しっかり旨みのきいた濃い出汁をとったり、
追いがつお…仕上げにかつお節を足したりすることで
美味しく仕上がります。

今回ご紹介するのは、煮込む時間が短く、出汁なし
で作る若竹煮。
秘訣は、煮る前に、エキストラバージンごま油で炒めること!
炒めてから煮ることで、あっさりした中に、コクのある
美味しさになります。

あと、筍に少しえぐみがあるときは、
油でコーティングすることで、えぐみが緩和されます。

エキストラバージンごま油なら、筍本来の
風味やうまみが味わえます。そして、
ごまの免疫力アップの力も加わります。
是非作ってみてください!

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◆ 春の出合いもの 若竹煮
【材料】(3~4人分)
・ゆで筍 300g
・塩 少々
・エキストラバージンごま油 大さじ1~2
・わかめ 70g(正味)
・かつお削り節 7~8g
 (ミニパック約3個分)
A【酒大さじ4、みりん 大さじ2
  うす口醤油 大さじ1】
・濃口醤油 少々
・木の芽 適宜

【作り方】
1.わかめは、食べやすく切り、軽くしぼっておく。
  生わかめなら、さっとゆでてから。
  塩蔵なら、水洗いして、水に浸けて塩抜きしてから。
  乾燥なら、水に浸けてもどしてから。
  (浸水は3分くらい、長いとやわらかくなり過ぎます)
2.筍は、食べやすく切る。
  穂先は縦に4等分、真ん中のへんは、輪切りに、
  下の方は、半月切りにする。
3.フライパンに油を熱し、筍(穂先以外)を炒める。
  塩少々を全体にふりかけ、かるく焼き色がつくくらい。
4.穂先も加え一炒めし、Aの調味料を回し入れ、
  ヒタヒタになるまで水を入れ、煮立つと、かつお節と
  わかめも加えて煮る。
5.中弱火で煮て、煮汁が少し残っている状態で
  濃口醤油を入れて味をととのえる。
6.煮汁がなくなる前に、火を止めて器に盛り、
  上に木の芽を散らす。

※ かつお節は、だしパックやお茶のパックに入れて使うと
  見た目がすっきりします。


【今回使用したのはコチラ】

エキストラバージンごま油




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胡麻あん いちご大福

4月も半ば過ぎて、
めっきり春らしくなってきました。

19日は二十四節気の「穀雨」
春雨が百穀を潤し、育てることから名づけられそうです。

春の雨は、穀物だけでなく、いろいろな植物の成長にとって
恵みの雨。木々が芽吹き、新緑が美しくなっていく時節です。

日も長くなり、春の明るい光に包まれる季節なのですが、
コロナウィルスの影響がますます深刻になってきました。

緊急事態宣言が全国に拡大、
休業要請があちこちで出されましたが、
先の見通しが立たず不安を抱える人も多いことと思います。

これ以上感染が広がるのを防ぐため、
外出を控えること…一人ひとりが心がけて、
一日もはやい収束を目指しましょう。

さて、
テレワークなどで在宅の時間が増えていることと思います。
おうち時間を楽しく♪
きょうは、春の味、いちご大福の作り方を
紹介いたします。

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やわらかなお餅の生地の中から
甘酸っぱいいちごとあん。
いつの頃からか(昭和の終わり頃?)
春の人気の和菓子となったいちご大福。

電子レンジで、手軽にできます。
きれいに形よく作るには、少し慣れが必要かもしれませんが、
作るのは簡単で楽しいです。

材料もシンプル。
いちご、あんこ、白玉粉、砂糖、片栗粉。

今日ご紹介するのは、あんこが白あん、
プラス 隠し味に白練りごまを混ぜ込んでいます。
風味のいいコクのあるあんです。

白あんは、うまく包めなくても、あんがはみ出ても、
餅生地と色が近いので、あまり気になりません。

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もちろん、一般的な小豆あんでもこしあんでも、
最近、人気の桜あんなど変わりあんでも、
お好みのあんでどうぞ。

それから、いちごですが、今回使ったのは
「あまおう」です。あまおうは、中も赤いので
切った時に断面の赤が映えてきれいです。

いちごの種類によっては、切り口が白っぽいものもあります。
色はいろいろですが、いちごはビタミンCが豊富!
ビタミンCには、感染症予防やストレス緩和の効果があります!
そして、ごまには免疫力アップの効果あり!
是非作ってみてください!

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◆ 胡麻あん いちご大福
【材料】(8個分)
いちご 8個
白(つぶ)あん 180g
白練りごま 20g(大さじ1強)

白玉粉 120g
砂糖 50g
水 140cc
片栗粉 適宜

【作り方】
1.いちごは洗ってざるに上げ、ヘタを取り、水分を拭き取る。
2.白あんと白練りごまを混ぜて、8等分して丸める。
  あんでいちごを包む。いちごの先を少し出すようにする。
  (いちごの赤が透けて見えてきれい)

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3.耐熱容器に白玉粉と砂糖を入れてよく混ぜ、
  水を少しずつ加え混ぜる。
4.ふんわりラップをかけ電子レンジ(600W)で2分加熱する。
5. ヘラを水でぬらしてよ~く混ぜ、再びふんわりラップをして
  また電子レンジ2分。再びよく練り混ぜる。

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6. 再度、ふんわりラップして、電子レンジで1分加熱し、混ぜる。
  つやつやして粘りとコシが出て、お餅のようになるとOK。

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7.片栗粉をしいたバットの上に広げて、8等分する。
  (片栗粉をまぶしたスケッパー(またはナイフやハサミ)で切り分ける。
  (熱いので注意!)
8.生地を丸く広げ、いちごの出てる所を下にして皮の中心にのせ、
  包んで丸く形を整える。

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※ 電子レンジは600Wを使っています。
  500Wなら、2分→2分→2分くらい。
  加熱時間はだいたいの目安です。お餅のような状態になるとOK。
  3回目の加熱で、ときどき出しては混ぜて様子をみてください。
※ いちごは、小粒か中粒が扱いやすい。大きいと包みにくい。
※ 生地が温かいうちに作業すると、包みやすい。

【今回使用したのはコチラ】

ねり白150
練りごま(白)









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卵とわかめのごま油炒め

春爛漫の四月…なのですが、
コロナウィルスの感染が広がるばかり…。
緊急事態宣言が出て、新年度とはいえ、
学校は五月の連休明けまで休みというところが増え、
仕事もテレワークになったり、
公共の施設も休業になったり、
あちこちに影響を及ぼしています。

今が日本の正念場。
少しでもコロナウィルスの感染を防ぐために、
不要な人との接触を避けて、
栄養、睡眠をしっかりとって、免疫力をつけて
自己管理をして家族や大切な人を守りましょう。

こちらでは、三月から引き続いての免疫力アップの食材を使った献立、
そして、お家でできること、などご紹介したいと思います。

*     *     *

今年は4月12日がイースタ―です。
日本ではあまりなじみのないイースター=復活祭。
春分の日の後の最初の満月の次の日曜…という、
3月下旬から4月下旬と毎年大きく日付が変動し、
わかりにくい日です。
が、キリストが復活した日、として、ヨーロッパや
キリスト教徒が多い国では祝祭日とされ盛大にお祝いされています。

イースターといえば、卵。
新しい命が生まれる卵は、復活の象徴だからだそう。
イースターには、茹で卵の殻に色や柄をつけて彩られた卵が
よく知られています。

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茹で卵に色を付けると、あとで食べるのに抵抗があるので、
卵の殻を使っていろいろアートするのはいかがでしょう。
絵を描いたり、文字を書き込んだり、あるいは、
マスキングテープを切り貼りしたり…
お子さんと一緒に、あるいは大人でも楽しめるものです。

卵は、尖った方に押しピン等で小さな穴を開けて、
反対の丸い方に1㎝くらいの穴を開け、そこから割り箸などで
殻を割らないようにそっと白身と黄身をかき混ぜ、
その穴から中身を出します。

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中身は、献立に使うので、冷蔵庫にとっておいてくださいね。
殻の中を水洗いして、乾かして、あとは自由に楽しみます。

そして、中身で…
卵とわかめのごま油炒めを作ります。

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わかめの旬は春!
塩蔵や、乾燥したものなど、年中ありますが、
旬の今なら、生わかめも食べられます。

わかめはミネラル豊富な食材。
近年、注目されているのは、フコイダンという、海藻のネバネバ。
わかめや昆布、もずく等海藻類のぬめり成分に多く含まれています。

フコイダンには、血液サラサラ効果があり、動脈硬化など生活習慣病の予防、
そして、免疫細胞を活性化する作用があり、免疫力アップなどの健康効果も
期待されているのです。

わかめは、炒めるとたっぷりと食べられます。
ごま油で炒めると風味と香りがよく、
卵ともの相性もよし!
とろっとふわっとした卵に、シャキッと歯ごたえを残したわかめ、
ご飯のおかずにもぴったり、
簡単にできるので、是非作ってみてください。

IMG_8481 (3)                  

◆ 卵とわかめのごま油炒め
【材料】
わかめ(正味)70~80g
生姜 1かけ
ごま油 大さじ2
卵 3個
塩・こしょう 各少々
醤油・酒 大さじ1強
細ねぎ 少々
【作り方】
1.わかめはざく切りにし、水分をしぼっておく。
 (生わかめの場合は、さっとゆでてから。塩蔵や乾燥の場合は、
 水でもどしてから。どちらも水分をしっかりとる)
2.生姜はみじん切りにする。
  細ねぎは斜め薄切りにする。
3.卵はときほぐし、塩こしょう、酒を混ぜておく。
4.フライパンにごま油(大さじ1)と生姜みじん切りを熱し、
 香りが立つと、1のわかめを入れて炒める。
5.わかめに油がまわると 端に寄せ、空いたところにごま油を入れて、
 2の卵を入れ、大きくぐるっと混ぜる。
6.卵が半熟になるとわかめの方の鍋肌から醤油を加えて
 わかめ全体を混ぜ、卵も一緒にざっと混ぜて器に移し、
 上にねぎを散らす。

※ わかめの食感をいかすために、炒めすぎないように、強めの火で仕上げる。

【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油 





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手作りマヨネーズ~エキストラバージンごま油で

4月となりました。
2020年度の始まりです。

年初には春ごろには収まるのでは…と楽観していた
コロナウィルス、感染は広がる一方で、
先の見えない不安感をかかえている方も多いことと思います。

一日もはやい収束を願っているのですが、
長期戦となるかもしれません。

一人ひとりが、感染しないよう気を付け、また
自分が感染している可能性を考え、
他人に感染させない行動を心がるように、
それから、もし感染しても重症化しないよう、
日ごろから健康管理に気を付けましょう!

手洗い・うがいを丁寧に徹底し、充分な睡眠をとり、
栄養のある食事をとり、規則正しい生活を送り…
そして、三つの「密」に要注意!

・密閉空間(狭くて換気の悪い空間)
・密集場所(近くに大勢の人が集まっている状態)
・密接場面(手の届く近距離での密接した会話等)

・・・つまり、それ以外、
換気・風通しがよく、人との距離が離れていて、
ぺちゃくちゃしゃべっていないような場所なら、
比較的安全、ということ。
外出時など、お気をつけください。

できるだけ外出せず家にとどまることで 感染が避けられるので
お家で過ごす時間が増えた方も多いことと思います。

家での時間、料理を作ることで気分転換はいかがでしょう。
きょうは、自家製マヨネーズをご紹介いたします。
料理初心者の方でも簡単手軽にできます。

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マヨネーズは、簡単な材料で混ぜるだけで作れます。
基本材料は、油・酢・卵黄、この3つ、
あと、塩、レモン汁、辛子などお好みで加えます。

油は、エキストラバージンごま油を使って、
風味のいい、無添加で安心なマヨネーズです。
作りたては、美味しさひときわ。

手作りマヨネーズで春野菜が美味しく食べられます。
手作りマヨネーズで作るポテトサラダは
美味しさが際立ちます。

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新じゃがと新玉ねぎ、ピクルスだけのシンプルな素材で
味わい深いポテトサラダの出来上がり!

いろんな献立を美味しくする手作りマヨネーズ、
是非作ってみてください。

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◆ 手作りマヨネーズ
【材料】(作りやすい分量)
・卵黄 1個
・(米)酢 小さじ2
・レモン汁 小さじ1
・塩 小さじ1/2弱
・ねり辛子 適宜
・エキストラバージンごま油 80g(約100㏄)
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【作り方】
1.ボールにごま油以外の材料を入れて泡立て器でよく混ぜる。
2.均一になると、エキストラバージンごま油を少しずつ
  加えて、よ~く混ぜる。
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 (最初は、少な目に、数滴たらすくらいから始め、
  油を垂らすように少しずつ加えていく)
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3.とろ~りととろみがついて、泡立て器の跡が残るくらいで
  出来上がり。
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※ ハンドミキサーやブレンダーを使うとはやく出来ます。
※ 辛子は、粒マスタードなどお好みで。
※ レモン汁は使わず、お酢だけでもOK。
  お酢は、米酢以外、穀物酢やりんご酢、ワインビネガーなど
  お好みで。
※ 冷蔵庫で保存し、はやめに、3~4日以内には食べきってください。
  酢の分量を多めにした方が安心です。
  作った時や食べる時(冷蔵庫から出ている時間など)の環境、
  材料の鮮度、保存する容器の状態(煮沸消毒した容器に入れたか…)
  などによって、変わります。
  (1週間あるいは10日ほど大丈夫、というレシピもあるかもしれませんが、
   環境や状態によって、いちがいに言えません)
  生卵を使っているので、早く食べきる方が安心です。
  時間とともに味も落ちていくので、お気を付けください!

【今回使用したのはコチラ】

エキストラバージンごま油







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