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今日(京)のおばんざい、なぁに。

へんこ山田のスタッフ【ごまりこ】が綴るブログ。
京都に生まれ育って○十年。 (京都弁と大阪弁のバイリンガル?)
小さい頃から、当たり前のように身近にあった 食卓のおばんざい(日常のおかず)や食習慣、 そして風習…そんな京都(ならでは)のひとこまを 大切に残していきたいなぁ~と思う今日この頃です。
日々の暮らしの中、京都のいろいろ、旬、風物、行事、等など、 「食」をからめて、つづっていきたいです。

2022年05月

カラーピーマンのじゃこ炒め

急に暑くなってきました。
5月最後の土日は、日本各地で夏日はもちろん、
真夏日、猛暑日のところもあったようです。

急な暑さには身体が対応しにくいので、
これからの季節、熱中症にならないよう要注意です。

気温の上昇で発汗し、体液が失われ、自覚しないうちに
脱水症状になり、熱中症になる…ということは少なくありません。
また湿度が高いと、汗が蒸発しにくく、体温を下げられなくなり、
熱中症になりやすいそうです。

コロナ禍でマスク生活がつづく昨今、
マスクをつけることで、のどの渇きを感じにくくなり、
脱水症状になり、そこから熱中症に…ということもあるよう。

これからの季節、熱中症対策が必要ですね!
水分をこまめにとる。そして水分と一緒に失われる、
ビタミン・ミネラルを補うことも大切です。

熱中症予防、疲労回復、そして、紫外線対策にも効果がある
ビタミンC、これからの時季はとくに積極的に摂りたいものです。

ビタミンCといえばレモン…というイメージがあります。
たしかに、レモンなどの柑橘はビタミンCが多いのですが、
多く含まれるのは皮の部分。安心な国産のレモンで、
皮の部分も工夫して食べたいものです。
あと果物では、いちご、キウイがビタミンCが多いです。

が、同じ重さで比べると、圧倒的にビタミンCが多いのは、
赤ピーマンなどカラーピーマンです。
赤ピーマンを筆頭に、オレンジピーマン、黄ピーマンが
1位2位3位と、ビタミンC表彰台独占状態です!

また、ビタミンCは熱に弱いのですが、
ピーマンに含まれるビタミンCは加熱しても壊れにくい、
というのも嬉しい点です。

そもそも、赤ピーマンは、緑のピーマンが完熟したものです。
ピーマンは開花後2~3週間の、まだ若い緑のものを収穫。
これが一般的なピーマン(緑)。
開花後2か月ほどたつと、完熟して赤ピーマンになるのです。
そして、ビタミンCは2倍以上に増加!

緑のピーマンには、ほのかな苦みや青くさいような風味がありますが、
赤(オレンジ・黄)ピーマンは、それがほとんどなく、甘みがあります。

ちなみに、オレンジピーマンや黄ピーマンも成熟前は緑。
いずれも、収穫までに時間をかけることで、色が変わるとともに
カロテンなど色々な栄養価が高まっています。

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きょうは、ビタミンCたっぷりの
赤・オレンジ・黄色の3色のカラーピーマンを使って、
きんぴら風にじゃこと炒めました。

切って炒めるだけの簡単レシピ。色鮮やかで、目にも美味しい一皿です。

ごま油の香りが食欲をそそる、ビタミンCたっぷりの一品、
是非作ってみて下さい!

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カラーピーマンのじゃこ炒め
【材料】
赤ピーマン・オレンジピーマン・黄ピーマン 各1個
ちりめんじゃこ 15~20g
ごま油 大さじ1
塩 少々
A【酒・みりん 各大さじ2  濃口醤油・うす口醤油 各小さじ1】
白すりごま 適宜

【作り方】
1.ピーマンはへたと種を取り、幅5㎜くらいの
 縦細切りにする。
2.フライパンにごま油を入れ熱し、1を入れ塩をふり炒める。
 全体に油がまわると、じゃこも加えて炒め、
 しんなりするとAを加えて水分をとばすように炒める。
3.仕上げにすりごまをちらす。

※ 今回3色使いましたが、赤とオレンジ、赤と黄の2色、
 赤だけでも。
 もちろん、オレンジだけ、黄だけでもお好みで。
 (オレンジと黄色は、炒めると似た色になります)
※ ごま油+醤油味で和風に仕上げましたが、
エキストラバージンごま油+ハーブソルトなどで
洋風にしたり…バリエーションも楽しめます。

お弁当の一品にもピッタリ、
鮮やかな色でお弁当が華やぎます。

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【今回使用したのはコチラ】

白ごま油275
(白)ごま油 



エキストラバージンごま油




すり白
すりごま(白)








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ごま風味!レタスと海苔のサラダ

5月も下旬となり、日中はずいぶん日差しが強くなり、
気温が高くなってきました。
今年は、5月21日が二十四節気の「小満」
(小満の期間は、5月21日~6月5日)

二十四節気の中では、あまり聞き慣れない小満ですが、
この名前は、この時期、麦の穂などが実り、田植えも終わって、一安心…
さく足する、ということから「小満」となった
と言われています。

草木が青々と生い茂って天地に満ち始める、
植物の生命が感じられる時期です。

草木が成長するように、私たちも、太陽の光を浴びて、
日々、元気に過ごしたいものですね。

さて、
きょう、ご紹介するのは
きれいなグリーンの色目が今の季節にふさわしいサラダ、
簡単、シンプル、美味しいと三拍子そろった
レタスと海苔のサラダです。

レタスは、みずみずしさとシャキッとした歯ごたえが身上。
生野菜のサラダには欠かせない野菜です。

かつては、レタスといえば、ボールのように丸く結球した
淡いグリーンのいわゆる「玉レタス」でしたが、
今はリーフレタス等いろんな種類のレタスが出ています。

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リーフレタスは、結球せず、葉が開いているレタス。
写真左の葉先が紫がかった色のサニーレタス、
右の全体が鮮やかな緑色のグリーンリーフなど。

玉レタスは、淡色野菜で、ビタミン類はあまり含まれていませんが、
リーフレタスは緑黄色野菜で、β‐カロチン等ビタミン類、ミネラル
が豊富です。

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今日ご紹介するこのサラダは、
レタスと海苔をちぎるだけ、包丁いらずの手軽さです。

調味料は、ごま油と醤油だけ、シンプルですが、
我が家ではあっというまになくなる人気。

ちぎって、ごま油と醤油を回しかけて混ぜ、
すりごまを散らすだけ。レシピいらずですが、
・レタスの水分をしっかりとること
(冷蔵庫でよく冷やすとさらによし!)
・食べる直前にあえること。

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ごま油の風味がおいしさの秘訣! そして、
ごま油と一緒に食べることで、レタスに含まれるβ-カロテン、
ビタミンEが効率よく摂れます。

肉料理などの付け合わせにもぴったり!!
是非作ってみてください。

ごま風味!レタスと海苔のサラダ
【材料】(1~2人分)
レタス(グリーンリーフ)約1/3玉
海苔 1枚(全形)
濃口醤油 約大さじ1
金ごま油 約大さじ1
白すりごま 適宜

【作り方】
1.レタスは洗って、食べやすくちぎり、水分をしっかりとり、
 冷蔵庫で冷やす。
2.器にレタスを入れ、上に海苔をちぎり入れ、醤油とごま油を
 回しかけて混ぜ合わせ、すりごまを散らす。

※ 香りと風味を楽しみたいので、金ごま油を使いましたが、
 普通のごま油でもOK。

※ 画像は、彩りにプチトマトを加えたものです。
 お好みでほかの野菜を加えたり、削り節やじゃこを加えたり、
 色々バリエーションも楽しめます。

【今回使用したのはコチラ】

金ごま油290
金ごま油






すり白
すりごま(白)









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豆腐と納豆のごまお焼き

木々の新緑がまぶしく感じられる5月、
爽やかな風のすがすがしい季節…
…なのですが、
5月はその反面、五月病という言葉もあります。

年度が変わって、環境などに変化があり、
それに慣れるため、一生懸命頑張って…
5月の連休を過ぎた頃から元気がなくなり、
何となく身体の調子がよくない…というのが
一般的にいう「五月病」です。
(五月病は正式な病名ではありません)

環境の変化は、ストレスになることが多いようで、
知らず知らずのうちにたまっていきゴールデンウィーク過ぎて噴火。
朝起きられない、眠れない、無気力になる、食欲がない等
突然の不調が起こるようです。

一昨年からのコロナ禍の影響もあって、いっそう
ストレスフルな状態になりがちだとか。
「今まで楽に出来ていたことが出来ない」
「趣味に興味が持てなくなる」
「漠然とした不安があって落ち着かない」
などの症状は注意サイン。

悪化すると、適応障害やうつ病を引き起こすこともあるそうなので、
気を付けたいものです。自分自身にもご家族や身近な人にも…
日頃からストレスや疲れをためないようにしたいものですね。

心の健康には、セロトニンという脳内の神経伝達物質が
関わっています。セロトニンは幸せホルモンと言われていて、
不足すると、不眠や精神の不安定を引き起こすようです。

セロトニンを増やすには、日光を浴びる。適度な運動をする。
そして、良質なたんぱく質を摂ることが大切だそう。
大豆製品、チーズ・ヨーグルト等の乳製品等。
それから、ごまも!

たんぱく質は、動物性のものより、植物性の方がよく、
また、朝に摂るのが効果的だそうです。

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きょうは、手軽な植物性たんぱく質、豆腐と納豆を使って、
朝食にささっと簡単にできるお焼きを紹介いたします。
ボウルに材料を入れていって混ぜて焼くだけ。

ごま油の香りとチーズのうまみ、ふんわり食感でおいしいお焼き。
ねぎの風味ときくらげの歯ごたえをアクセントに入れましたが、
桜えび、じゃこ、青じそ、枝豆、青海苔など、あり合わせのもの、
お好みのものを混ぜ込んでみてください。

ごま油とすりごまをちょこっと加えたポン酢と合わせるのがお勧めです。
忙しい朝でも食べやすいように、一口大に焼きました。
朝食で、幸せホルモン「セロトニン」を増やして、心身ともに健康に!
是非作ってみて下さい。

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豆腐と納豆のごまお焼き
【材料】(2人分)
納豆 1パック(45g)
焼き豆腐 100g
生きくらげ 1枚
青ねぎ 2~3本
片栗粉 大さじ1
ピザチーズ 25g
白すりごま 大さじ1
ごま油 大さじ1

A【ポン酢 大さじ1、白すりごま 小さじ1、ごま油 少々】

【作り方】
1.きくらげは細切りに、青ねぎは小口切りにする。
2.ボウルに豆腐をくずし入れ、納豆を加え混ぜ、片栗粉と1、
 ピザチーズとごまも加え混ぜる。
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3.フライパンにごま油を熱し、スプーンで3を落とし焼きにする。
 (8等分くらい)
4、こんがり焼けると裏返し、再び焼き色が付くまで焼いて、
 器に盛り、Aを混ぜたたれを添える。
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※ 焼き豆腐は、水分が少ないので扱いやすいです。  
 水分少なめの木綿豆腐などでもOK


【今回使用したのはコチラ】

白ごま油275
(白)ごま油 






すり白
すりごま(白)

 




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シュークリーム~エキストラバージンごま油でシュー皮

今年のゴールデンウィークは、
三年ぶりに行動制限なし。

新型コロナで中止、無観客だった行事が
久しぶりに開催されたりで、
好天の中、観光地は賑わい、人出も多かったようです。

そして、今年は連休の終わりに母の日がやってきます。
母の日は、5月の第2日曜。一番遅い年は5月14日、
一番早い年は、今年のように5月8日になります。

うっかりしていると、当日に、あるいは過ぎてから
母の日に気づくかもしれません。
日頃の感謝を伝える日、プレゼントを考えている方は、
忘れないように準備してくださいね。

お花や服飾品など、買ってきたものもいいのですが、
手作りのお菓子も喜ばれるプレゼントの一つ。

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きょうご紹介するのは、年齢を問わず不動の人気スイーツ、シュークリーム!
最近は、コンビニでも手軽に買えますが、手作りのシューは、
好みの甘さに仕上げたカスタードをたっぷり詰めて、おいしさひと際!

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シュークリームは、皮が難しいイメージがあります。
ふくらまない、中に空洞ができない、だんだんしぼんでしまう、
亀裂が入らない等の失敗があるようです。

シュー皮は、シンプルな材料(油、水、粉、卵 +少量の塩と砂糖)で、
煮てから焼く、という、ちょっと変わった作り方です。

油は、バターを使うのが一般的ですが、
私は、エキストラバージンごま油を使って作ります。

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エキストラバージンごま油で作ったシュー皮は、
オーブンでよく膨らみ、薄くのびて、さくっと軽い食感。
焙煎していないエキストラバージンごま油なので、
カスタードクリームのやさしい味わいが引き立ちます。

バターよりも失敗が少なく、初心者の方にも
作りやすい! と思います。
(作り方の太字の部分がコツです)

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炒りごまを散らして焼くと皮の香ばしさが引き立ちます。



シュー皮のアレンジには、甘くないバージョン
…中にポテトサラダを詰めたり、
ハムやスモークサーモン、チーズと野菜入れたり…
という楽しみ方もあります。

今回は、王道のバニラ香るカスタードクリーム。
ラム酒を加えたちょっと大人味。
生クリームなしでおいしい、甘さ控えめで
卵の風味が優しい味わいのカスタード。
たっぷりはみ出すくらい入れるのも手作りならでは…

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ちょっと手間がかかるかもしれませんが、
母の日を機会に、作ってみてください。


◆ シュークリーム(8~10コ分)
◇ シュー皮(エキストラバージンごま油製)
【材料】
・エキスラバージンごま油 20g
・水 50g
・塩・砂糖 各ひとつまみ
・薄力粉 30g
・卵 大1個(正味60g)
・白炒りごま 小さじ1
【準備】
・卵を常温においておく。
・天板にオープンペーパーをしいておく。
・薄力粉をふるっておく。
・オーブンを220℃に予熱しておく。
【作り方】
1.小鍋に水とエキストラバージンごま油、塩、砂糖を入れ、
 中火にかけ、しっかり沸騰すると火を止める
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2.すぐ薄力粉を一気に加え粉っぽさがなくなり全体がまとまるまで混ぜる。
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3.再び火にかけて焦がさないようしっかり練り混ぜ、鍋底から生地が
 離れるようになったら火からおろす。(鍋の底に薄くマクがはる)
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4.溶き卵を3回に分けて加え、その都度よ~く混ぜる。
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最初、分離したようになるが、
すぐに均一に混ざる。



       ↓
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生地をすくいあげると、すぐに落ちず、ひとふりすると生地がゆっくり落ち、
 残った生地がなめらかな逆三角形になると、ちょうどいいかたさ

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 (ここで、もしかたいようなら、卵白を少し加え混ぜる。
  逆に、卵を全部入れる前に、この状態になると、卵を入れるのをストップ)

5.4を絞り袋に入れ先を直径1cmくらいに切り(丸口金でもOK)
 間隔をあけて直径3~4cmに丸く絞り出す。水で濡らしたフォークで
 トントンと軽く形を整え、霧吹きで全体に水をかけ、上にごまを散らす。
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6.オーブンに入れ、200℃に下げて15分焼き、180℃に下げさらに12分焼く。
  (オーブンの扉は途中で決して開けない!
  そのまま5分おき、網の上に出して冷ます。

◇ カスタードクリーム
【材料】
・卵黄 2コ
・砂糖 35g
・牛乳 200cc
・薄力粉 17g
・バニラオイル 少々
・無塩バター 15g
・ラム酒 少々
【作り方】
1.ボウルに卵黄と砂糖を入れ、白っぽくなるまでよく混ぜる。
 薄力粉も加え混ぜる。粉っぽさがなくなるまで。
2.小鍋に牛乳とバニラオイルを入れて火にかけ、沸騰する前に火を止め
 1に少しずつ加えよく混ぜる。
3.2を鍋に戻して火にかけ、絶えず混ぜながら火を通し、軽くとろみが
 つくと火を止めバターを加え混ぜる。
 バット等に移し、クリームに密着させるようにラップをかけて冷やす。
 粗熱がとれると冷蔵庫へ。

※ 2で鍋に戻すときに、こすと滑らかに仕上がる。

【仕上げ】
シュー皮を横半分に切り、中にカスタードクリームを
お好みの量、はさむ。


【今回使用したのはコチラ】

エキストラバージンごま油




 
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炒りごま(白)








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