七月の京都といえば、祇園祭。

16日の宵山、17日の山鉾巡行がハイライトですが、
7月1日から1箇月間、繰り広げられる長~いお祭りなのです。

コンチキチン♪ あちこちで聞こえる祇園囃子。
この音を想像するだけで、蒸し暑い中、山鉾の立ち並ぶ通りを
そぞろ歩いてる光景が浮かぶほど、まさに、京の夏の音です。

さて、京の夏の味、といえば、はも(鱧)。
(賀茂なすや、伏見とうがらし等々…京野菜も夏の味ですが…
 それは、また別の機会に…

祇園祭は、別名「はも祭り」とも言われています。
はもは、暑い暑い夏に、海から離れた京都まで、生きたまま
運ぶことができた、ずば抜けて生命力の強い、今が旬の魚。
祇園祭のご馳走、といえば、鱧! はも! ハモ! 

この時季、京都では色いろ工夫された「はも料理」の数々が味わえます。
(しかるべき料亭では…)


さて、ここからは、庶民の食卓。
お店で鱧づくしなどいただこうものなら、たいへんな物入り
家の台所で、細々と? 夏の味を! という我が家です。

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やや小ぶりの鱧…長さ60cmくらいでしょうか。
うなぎや穴子と似た(あの細長い爬虫類にも似た)外観…。
開いて、骨切りをしたものを、買ってきました。

これを、2~3cm幅に切り、熱湯の中をさっとくぐらせた
「はもの落とし」
冷やして、わさび醤油や、梅肉だれ、酢みそ…等でいただきます。

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こちらは、辛子をきかせた酢みそを添えました。
独特のやわらかな食感と深い旨み。これぞ夏の味

それから、もう一品は、「はもの皮ときゅうりのごま酢あえ」
はもの皮は、かまぼこ用に鱧の身をとった後の残りの皮。
焼いて細く刻んだものが、「鱧の皮」として販売されています。

塩もみしたきゅうりと合わせて、すりごま入りの甘酢であえたもの。
これが、なかなかオツな一品です。

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ちなみに、はもの皮には、皮膚の老化防止効果があるコンドロイチンがたっぷりだとか…!
生命力の強い「はも」をいただいて、これからの京の暑さに立ち向かうのです!?

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◆ きゅうりと鱧の皮のごま酢あえ
【材料】(約4人分)
  きゅうり 2本、 塩 少々、 鱧の皮 30g
  甘酢[米酢 50cc、 砂糖12g、 塩 小さじ1/3] 
  白いりごま 大さじ2、 おろし生姜 少々 
【作り方】
  ① 甘酢の材料を電子レンジで加熱して煮溶かし、冷ましておく。
  ② きゅうりはうすい小口切りにして、塩水に5~10分つけて絞る。 
  ③ 鱧の皮はフライパンでから炒りするし、さましておく。
    白ごまは半ずりにする。
  ④ ①と②と③を混ぜて、器に盛り、おろし生姜をのせる。