いつのまにやら魚介売り場に
牡蠣が並ぶ季節になっていました。

牡蠣といえば、寒い時期が美味しい魚介。

英語で「R」のつかない月
May, June, July, August(5~8月)は牡蠣を食べるな
とも言われています。

産卵期で食用には適さない、とか、味がよくない、とか
食中毒を起こしやすい…という理由からのようです。

ただ、種類によっては、夏でも美味しく食べられる牡蠣があり、
「夏の牡蠣を食べるな」というのは、夏の牡蠣の美味しさを秘密にし、
流通させまい!という陰謀に違いない、という説もあるそうです。

(ほんまかいな~?! どこかの秘密組織が、美味しい夏の牡蠣を
 一人占めしてるとでも???)

真偽のほどはさておき、やはり私は、店頭にたくさん出回るようになる
晩秋から冬の季節のものを、食卓に出したいです。

牡蠣は、「海のミルク」とも呼ばれるほど栄養豊富。
良質のたんぱく質や、ビタミン・ミネラルがたっぷり ♪ だそうです。

ただ、あの独特の風味は、好き嫌いが分かれるところ。
とくに子供の中には、苦手…という意見も多いようです。

が、フライや、衣揚げなど、油で揚げる調理法にすると
牡蠣苦手という人でも大丈夫…という話もききます。

さて、
今季初牡蠣。子供たちは、フライのリクエスト。
ただ、油物は、ちょっとパスしたい…(前日、換気扇の掃除したとこ…?!)

そこで、ピカタにしてみました。
卵液につけて、ややたっぷり目の油で焼きます。

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卵焼きのやさしい味、
卵液に混ぜこんだ玉ねぎやベーコンの風味、
ごま油の香り、が牡蠣を包みこんで、
牡蠣の味がひきたつピカタ、なかなか人気でした!


◆ 牡蠣のピカタ
【材料】(約4人分)
    牡蠣 300g、  卵 2個、  玉ねぎ1/2個分、 ベーコン 2枚  
    粉チーズ 大1、  金ごま油 大さじ3~4、 塩こしょう 各適宜
    薄力粉 適宜  水菜 適宜

【作り方】① 牡蠣は洗って水気をふき取る。
      ② ベーコンはみじん切りにして、さっと炒める。
       玉ねぎはみじん切りにして②と混ぜて、余熱で火を通す。
      ③ ボウルに卵をわりほぐし、②と粉チーズを加え、
       塩こしょうで味を調える。
      ④ 牡蠣に小麦粉をつけて、余分の粉をおとし、③の卵液に
       たっぷりくぐらせて、金ごま油をあたためていたフライパンで焼く。
      ⑤ 弱めの火で両面焼き、器に盛る。