本日、第一回 山田製油の社員食堂(!?)オープンしました。
一日限定。
ランチ、というより、お昼定食のみ。
先着(?)13食。

水曜定休日の、お隣、イタリアン・レストラン「ピッコロモンド・ヤマダ」を
お借りして、思いっきり和食のお昼定食です。

いつもは、イタリアンの香りが漂う厨房、
本日は、だしの家庭的なにおいがしていたようです。

メニュー、いえ、献立です。

・ご飯

・鮭ときのことネギのホイル包み焼き ごま味噌風味

・具だくさんのけんちん汁

・ほうれんそうと春菊のごま和え

・ごま豆腐(もどき)

・やわらか白玉団子の胡麻だれと小豆添え

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レシピ本がベストセラーとなった〇〇タの社員食堂のメニューのように
ご飯も含めて 500kcal!というほど低カロリーでないでしょうが、
まずまず栄養バランスのとれた献立を目指したつもりです。。。

献立の説明を少々…

・ホイル包み焼きは、生しいたけ、ハタケシメジ、エノキの3種のきのこ入り。
ごまを混ぜこんだごま味噌が「ミソ」です。

・けんちん汁は、京都など関西ではあまりなじみがないのでは…?
語源の建長寺というお寺が神奈川県にあるのですが、関東のほうが
メジャーな汁物だと思います。
地域や家庭によって、しょうゆ仕立てだったり、味噌仕立てだったり、
具に豚肉や鶏肉が入ったり、精進だったり…いろいろあるようです。

ここでは、根菜(大根、人参、ごぼう、里芋)に、こんにゃく、干しいたけ、
お揚げさん、お豆腐…と精進の材料で、おしょうゆ仕立ての味付けにしました。
(精進のつもり!だったのですが、だしに花かつおを使ったので、
実際は、精進ではありませんでしたが。。。)

・ほうれんそうと春菊のごま和え。「ほうれんそうのごま和え」といえば、
ごま和えの定番というのか、ほうれんそうレシピの定番というのか
家庭的、一般的な副菜だと思うのです。が、
ほうれんそうに春菊を混ぜると、ちょっと一味違ったごま和えになるので
それを目指したのです! が、春菊の割合が少なかったようで、
思わくがちょっと外れたのですが…。
なにはともあれ、ごま和えにはたっぷりのすりごま、そして練りごまを加えると
味が決まります!

・ごま豆腐もどき…もどきが付いているのは、いわゆる、ごま豆腐ではないから。
本来の くず粉で作る、とろ~り、まったりしたごま豆腐は、ゆっくり練って火を通すので、
つきっきりで混ぜなければなりません。
こちらは、寒天で固めたので、手早くできます。食感はあっさり、さっぱり…
ねっとり感には欠けますが、胡麻の香りはしっかり。
たまにはこんなごま豆腐もいいのでは…

・やわらか白玉団子は、白玉粉をお豆腐だけでこねたもの。
ゆでたては、やわらかなもちもち感。時間がたっても、
やわらかさを保っています♪ 黒ごまベースで豆乳入りの
たれが「みそ」(こちらは、味噌は入ってません…)


少々と言っておきながら、長々と書いてしまいました。
食べ物の話となると、とまりません…!?

今日は、ホイル焼きのレシピを紹介いたします。

◆ 鮭ときのことネギのホイル包み焼き
【材料】(4人分)
    生鮭 4切、 塩・酒 各少々、生しいたけ 大4枚、 ハタケシメジ 小1株
    エノキダケ 1袋、 (九条)ねぎ 1把、 ごま油 適宜
    A【白みそ・八丁みそ 各大1強、 酒・みりん 各大さじ2、 
白すりごま 大さじ4、 ごま油 小さじ1/2、 おろし生姜 少々】

【作り方】① 鮭は、あらかじめ軽く塩をしておく。
        使う前に水分をペーパーでふき、酒少々をふりかけておく。
      ②生しいたけは、約8mm幅に切り、シメジとエノキダケは
       ほぐしておく。ネギは斜め切りにする。
      ③Aの材料を混ぜておく。
      ④ アルミホイルにごま油をうすくしき、ネギを置いた上に鮭をのせる。
       鮭の上に③のごまみそをぬり、きのことねぎをのせて、ホイルで
       しっかりとめる。
      ⑤ 220℃に熱したオーブンで15分ほど焼く。

※ Aは、味噌の味や固さによって、酒とみりんの量を加減してください。
※ 鮭のほか、サバやサワラ、カラスカレイ、など。
※ 熱を加えるとかなり嵩が減るので、包む時には、たっぷり目のきのこ、ネギを
  入れても大丈夫です。


美味しそうな笑顔で食べて下さった皆様、ありがとうございました!
どちらがメインで作っているのかわからないほど助けていただいた勝山シェフ、
心より感謝しております!

ではまた、第二回で~♪