一月は、一年で一番よくお餅を食べる月ではないでしょうか。
お正月に、白みそ仕立てやおすましのお雑煮をいただいて、
焼いて醤油海苔餅にしたり、きなこ砂糖でいただいて……。

ほかにも、揚げたり、お鍋に入れたり、いろんなアレンジ餅の献立が
あります。
お餅好きの私は、シンプルな醤油餅やきなこ餅が好きなのですが、
どちらも、すりごまを加えると風味がよく、また違った美味しさになり、
お勧めです。


先日、「モァチー」という、マレーシアの家庭のお菓子を教えてもらう機会
があったのですが、これにはごまがたっぷり使われていました。
「モァチー」…
…もち粉と上新粉で作ったお餅に、ごまとピーナッツと砂糖をまぶした
比較的簡単なお菓子だったのですが、
これが、なかなか素朴で香ばしくて美味しいのです。

家でも再現してみたく、ちょっとアレンジして作ってみました。
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ピーナッツがなかったので、代わりにアーモンドを使いました。

アーモンドとごまが香ばしくて、お餅と相性がよく、
食感もいい。

ちなみに今日1月23日は「アーモンドの日」だそうです。
まだほとんど知られていないのではないでしょうか?
1日23粒のアーモンドを食べると健康にいい、
ということで近年制定されたらしいです。

「アーモンドの日」があるなら、「ごまの日」はないのかな?
とちょっと調べてみたのですが、どうやらなさそう…。

アーモンドより、日本人になじみのあり、ほとんどの家庭が常備している
種実(木の実)である ごま。
栄養たっぷり…ミネラルやたんぱく質が多く含まれ抗酸化作用もあるごま!
どうして、ごまの日がないのでしょう?!?
などと気になる「アーモンドの日」の一日でした。。。


◆ ナッツ餅
【材料】(約4人分)
    白玉粉 20g、 上新粉 20g、 水35~40cc、 ごま油 少々
    白いりごま 大さじ2、 アーモンド 50g、 きび砂糖 15g

【作り方】① 白玉粉と上新粉を混ぜて、水を加えて練る。
        まとまると、ごま油を加えてよく練り混ぜ、約8等分して
        厚さ5mmくらいのだ円形にのばす。
      ② 鍋に約2カップ分のお湯をわかし、5~6分、弱火で①をゆでる。    
      ③ アーモンドは炒って粗みじんに切り(又は、アーモンドダイスを炒り)
        白ゴマときび砂糖を混ぜておく。
      ④ ②の水気をしっかり切り、③を表面にまぶしつけ、器に盛る。
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※ 切りもちを使うとさらに手軽にできます。
※ ほかに、
   ごま+ピーナッツ、
   ごま+くるみ、
   ごま+松の実、
   白ごま+黒ごま
 等など、バリエーションを楽しめます。
 
● 「モァチー」は、昨年末、京都府主宰の
留学生による「クッキング・ワールドカップ」!の際に
初めてみた(知った)(食べた)のです。

「クッキング・ワールドカップ」とは…
…京都府内の外国人留学生が、京野菜を使って母国の料理を作り、
腕を競う、というもの。
中国、ベトナム、ウクライナ、メキシコ、の4ヵ国が参加され、
お国自慢のメニューに、京野菜を取り入れてアレンジした献立を、
試食させて頂いてきました。

その催しの中で、外国文化の紹介があり、その際、マレーシアの「モァチー」を
教えていただいたのです。