今日は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」です。
「啓蟄」は、大地が温まり冬眠をしていた虫が土の中から出てくる頃のこと。
物の本には、
「陽気地中にうごき、ちぢまる虫(蟄)、穴をひらき(啓き)出ればなり」
と記されています。
二十四節気の季節を表わす語感が何やら好きです。
―穀雨(こくう)、寒露(かんろ)等など。
寒いさなかに「立春」というような、季節感のずれも含めて―
暑中見舞いから残暑見舞いに変わるのは「立秋」を境にしており、
また、寒中見舞いを出すのは、「立春」まで、
「冬至」にはゆず湯に入り、南瓜をいただく、
といったように、日常生活と意外に密接な関係がある二十四節気です。
そういえば、子どもの頃、冬一番寒い時期に
「寒の水(かんのみず)は、体にええし、美味しい」
と明治生まれの祖母が言っていたこと、思い出します。
なるほど、その時季の水道水が、一年で一番おいしい
なんて思ったものです。
子どものことなので、
「寒の水=寒~い時期の水?」と思っていましたが、
寒の時期、すなわち、小寒、大寒とつづく、1月6日頃から2月3日頃までの
ことだったのですね。
さておき、
今日は啓蟄。
そして、私が連想するものは、フキノトウです。
残念ながら、摘んだものではないのですが、フキノトウを入手。
この春を呼ぶ山菜で、ほろ苦い春の味、フキノトウ味噌を作ってみました。
熱いご飯に、焼きおにぎりに、風呂ふき大根やお豆腐にどうぞ。
◆ フキノトウ味噌
【材料】
フキノトウ 8個くらい、 ごま油 大さじ1、 塩 少々
A【味噌 大さじ3、 酒・みりん・砂糖 各大さじ2】
白練りごま 小さじ1、 白炒りごま 小さじ2
【作り方】① フキノトウは、さっとゆがいて、冷水にとって水気をしぼり、
粗みじん切りにする。
② ごま油を熱して①を炒める。塩を入れ、全体に油がなじむと
Aを加えて混ぜ、汁気が少なくなるまで煮る。
③ 仕上げに、練りごまと炒りごまを加えて一煮する。
※ お味噌は、好みのもので。
今回は、普通の味噌と西京みそを2対1で使いました。
※ 砂糖など調味料はお好みで加減してください。
「啓蟄」は、大地が温まり冬眠をしていた虫が土の中から出てくる頃のこと。
物の本には、
「陽気地中にうごき、ちぢまる虫(蟄)、穴をひらき(啓き)出ればなり」
と記されています。
二十四節気の季節を表わす語感が何やら好きです。
―穀雨(こくう)、寒露(かんろ)等など。
寒いさなかに「立春」というような、季節感のずれも含めて―
暑中見舞いから残暑見舞いに変わるのは「立秋」を境にしており、
また、寒中見舞いを出すのは、「立春」まで、
「冬至」にはゆず湯に入り、南瓜をいただく、
といったように、日常生活と意外に密接な関係がある二十四節気です。
そういえば、子どもの頃、冬一番寒い時期に
「寒の水(かんのみず)は、体にええし、美味しい」
と明治生まれの祖母が言っていたこと、思い出します。
なるほど、その時季の水道水が、一年で一番おいしい
なんて思ったものです。
子どものことなので、
「寒の水=寒~い時期の水?」と思っていましたが、
寒の時期、すなわち、小寒、大寒とつづく、1月6日頃から2月3日頃までの
ことだったのですね。
さておき、
今日は啓蟄。
そして、私が連想するものは、フキノトウです。
残念ながら、摘んだものではないのですが、フキノトウを入手。
この春を呼ぶ山菜で、ほろ苦い春の味、フキノトウ味噌を作ってみました。
熱いご飯に、焼きおにぎりに、風呂ふき大根やお豆腐にどうぞ。
◆ フキノトウ味噌
【材料】
フキノトウ 8個くらい、 ごま油 大さじ1、 塩 少々
A【味噌 大さじ3、 酒・みりん・砂糖 各大さじ2】
白練りごま 小さじ1、 白炒りごま 小さじ2
【作り方】① フキノトウは、さっとゆがいて、冷水にとって水気をしぼり、
粗みじん切りにする。
② ごま油を熱して①を炒める。塩を入れ、全体に油がなじむと
Aを加えて混ぜ、汁気が少なくなるまで煮る。
③ 仕上げに、練りごまと炒りごまを加えて一煮する。
※ お味噌は、好みのもので。
今回は、普通の味噌と西京みそを2対1で使いました。
※ 砂糖など調味料はお好みで加減してください。