師走に入ると日が経つのがはやいです。
今日は、もう14日。
暦の上では、二十四節気の大雪と冬至のちょうど間、
寒くて、日が短い時季です。

一年で一番日没がはやいのは今頃。
(昼間の長さが一番短い日は、冬至ですが、
 日の入りの時間が一番はやいのは、12月の上旬です)

何かと慌しい年末のことが気になっている上、
はやく暗くなると、せわしない心持ちになります…

さて、十二月十四日といえば、忠臣蔵の日。
元禄15年(1703)、赤穂浪士が吉良上野介邸に
討ち入りを行った日です。
これにちなんで、赤穂や吉良邸跡である両国では、
義士祭が行われています。

京都でも、ゆかりのお寺(東山区の法住寺、左京区の本妙寺)では、
義士会法要があり、四十七義士の木像が安置されている義士堂の公開や
献茶式などがあると聞きます。

討ち入りの中心人物、大石内蔵助が討ち入り直前まで住んでいた
と言われる山科区界隈では、赤穂浪士四十七士に扮した
仮装行列が練り歩く一大イベントもあるそうです。
忠臣蔵好きの私、是非見てみたいです。

来年初めには、忠臣蔵をモチーフとしたアメリカ映画
"47 RONIN" が公開されるそうですが、
日本では、古くは、人形浄瑠璃や歌舞伎で人気を博し、
今まで テレビドラマや映画の題材として何度も取り上げられてきた
元禄赤穂事件「忠臣蔵」。

真相のほどは定かではないのですが、
赤穂特産の塩に関係がある、という説があるそうです。
塩作りを教えてもらえなかった吉良上野介が
赤穂藩主の浅野内匠頭に嫌がらせをしたのが発端…だとか…??

真偽はさておき、
今も赤穂は、ミネラルを含んだ美味しい塩の産地として有名です。

良質の塩で調理すると、素材の持ち味が引き立ち、
美味しい料理が作れます。

今回は、良質の塩と、良質のごま油で、
赤穂近辺でよく獲れるタコを使って
じゃが芋と合わせ炒めた一品を作りました。

シンプルなだけに、塩とごま油だけで、
タコとじゃが芋の美味しさが際立つ一品です。

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◆ タコとじゃが芋の塩炒め
【材料】(約4人分)
    ゆでダコ 約200g、  じゃが芋(メークイン) 3個、 にんにく 1かけ
    金ごま油 大さじ2、  塩、こしょう 少々    

【作り方】① タコは食べやすい大きさに切る。にんにくはつぶす。
        じゃが芋は固めにゆでて1cm弱の輪切りにする。
      ② ごま油でにんんくを弱火で炒め、香りが立つと、じゃが芋を入れ、   
        色づくと返してタコも加えて炒める。
      ③ にんにくを取り出し、塩こしょうで味付けする。
     
      ※ お好みで、にんにくは、みじん切りにして、そのまま
        炒め合わせても美味しいです。
      ※ じゃが芋は、レンジ加熱、または蒸してもOKです。