花残月(はなのこりづき)
夏初月(なつはづき)
植月(うえつき)・・・

どれも、四月の別名です。

桜がまだ残っている月、
暦の上では、夏の初めの月、
稲の苗を植える月・・・

・・・というような意味でそう呼ばれるのでしょうか。
卯月は有名ですが、他にもいろいろ呼び名のある四月です。

四月五日は、二十四節気の「清明」
らかでるく、気持ちのよい時季、
桜の花をはじめ、百花繚乱で色とりどりの花が美しい
お花見シーズンです。

この季節に旬を迎える食材、
アスパラガスやえんどう豆など緑の野菜、
わらびやタラの芽などの山菜、等など
いろいろありますね。

「水雲」
これも春が旬の食材です。
四月から六月ころ、日本では沖縄の海でよく採れる
海藻。。。

水雲=もずく です。
もずく、といえば、もずく酢が食べ方の主流でしょうか。
ぬめりのある独特の食感とほのかな歯ごたえ、
滑らかなのどごし、さっぱり酢の物でいただくのは美味しいです。

もずくは酢の物でしか食べたことがない、
とよく耳にしますが、他の食べ方として、
天ぷらなど油で調理するのも美味しいです。

ちょっと変わったところでお好み焼き。
もずくとごま油の風味がよく合います!

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もずくはミネラル豊富な食材。
独特のぬめりは水溶性食物繊維「フコイダン」
注目の成分です。
血液サラサラ効果や、血糖値の上昇抑制、免疫力アップ、
色々嬉しい働きがあるそうです。

暖かくなったり冷えたり、と不順な時候のこの季節、
「食」から体調をととのえてください。



◆もずくのお好み焼き
材料】(約4人分)
    もずく 100~150g、 にんじん 小1本、 長ねぎ1本
    A【卵(M)2個、 だし1/2~2/3カップ、 薄力粉 50~60g、 
     白すりごま 大さじ1、塩・こしょう・うす口醤油 各少々】
      金ごま油 大さじ3、 片栗粉 小さじ2~3
    

【作り方】 ① にんじんは細切り、長ねぎは小口切りにする。
        もずくは食べやすく切り、片栗粉をふりかけておく。
       ② ボールにAの材料を、お好み焼きの要領で混ぜ、
        ①を加えて混ぜる。
       ③ フライパンにごま油を熱して、②を直径7~8㎝の
        大きさに丸く広げて、中弱火で両面こんがり焼く。

※ 粉と水分の量は、お好みで調節してください。
※ しっかり目に味をつけて、そのままいただく、あるいは、
  ポン酢、お好み焼き用のソース、等などお好みでどうぞ。
※ だしの代わりに水でも。
※ 長ねぎの代わりに青ねぎ、あるいは、キャベツなども美味しいです。

【今回使用したのはコチラ】

すり白
すりごま(白)








金ごま油290
金ごま油





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