かつては、8月31日までだった、
学校の夏休み。

今は、京都では多くの学校で
9月を待たずに8月下旬から2学期が始まります。
(2学期制のところもあるので、その場合は
1学期の続きが始まるのですが…)

今日は、暑い中を元気に登校する子どもたちの姿を
久しぶりに見かけました。

まだまだ蒸し暑さは厳しいのですが、
二十四節気の処暑も過ぎました。
処暑。
暑さが止まるという意味です。
萩の花が咲き、穀物が実り始める頃。
とはいえ、まだまだ日差しはつよく、蒸し暑さは
厳しいです。

少しだけ夜間は過ごしやすくなったようですが、
気温の変化で、夏風邪をひいたり、
あるいは夏バテをしやすい頃でもあるので、
体調をくずさないよう注意が必要な時季です。

さて、体調が気になるとき、
モロヘイヤのスープはいかがでしょう!?

いつのころからか、夏野菜の仲間入りしたモロヘイヤ。
我が家で、食卓に上るようになったのは、
20年くらい前からでしょうか。
ゆでて刻むと、いい感じで粘りが出て、ごま和えや
スープにするのが人気です。

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モロヘイヤは、エジプト原産、アラビア語で「王様の野菜」という意味。
古代エジプトで、重病の王様がモロヘイヤのスープを飲んで治った、
という逸話があります。
世界三大美女のひとり、クレオパトラの好物だったとか…
モロヘイヤの栄養に、その美貌の秘密があるのかもしれません。

β-カロチン、鉄分、カルシウム、ビタミン類や食物繊維が
群をぬいて豊富…まさに、栄養価が「王様」級です。

スープにすると、食欲のない時でも食べやすく
栄養分の吸収もよく、おすすめです。

ごま油を加えると、β-カロチンの吸収はよくなり、
香りと風味もアップします。
夏におすすめのスープ、是非お試しください~。


◆モロヘイヤスープ~ごま風味
【材料】(約4人分)
     モロヘイヤ 1束、 ごま油 大さじ2、
     生姜 1かけ、 塩こしょう少々、 うす口醤油 大さじ1
     ごまらぁ油 少々   

【作り方】
     1.モロヘイヤは、葉と茎に分け、茎は下のかたい部分を落とす。
       生姜は(細かい)みじん切りにする。
     2.お湯をわかし、モロヘイヤを茎からゆでる。30秒ほどたつと
       葉も加えて、さっとゆでて冷水にとり、さっとザルに上げる。
     3.2を包丁で切る。細かく刻むほど、粘りが出て、口当たりが
       なめらかになる。
     4.鍋にごま油を熱し、1の生姜を炒める。香りが立つと
       3のモロヘイヤを加えて軽く炒め、水2カップ半ほど加える。
     5.煮立つと火を弱め、調味料で味をととのでる。
     6.器に入れて、お好みでごまらぁ油をどうぞ。

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※ここでは、トッピングに同じようなねばねば野菜、オクラの輪切りを
 散らしてみました。

※ モロヘイヤは、スーパーなど流通しているものをお使いください。
  家庭菜園で作られたものは、種や若葉などに毒性がある場合があります。

※ お好みで最後に溶き卵を流して かき玉風にしても美味しいです。



【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油




ごまらあ油60 
ごまらあ油








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