豆腐。
誰もが子供のころから馴染のある食材です。

いつのころからか、欧米では、ヘルシーフード「TOFU」
として人気の食材になっています。

京ことばでは「おとふ」
「おとふのたいたん」は、豆腐の煮物、
「おとふやさん」は豆腐屋さんのことです。

それはさておき、
最近、木綿豆腐と、絹ごし豆腐、どちらにするか
迷うことがよくあります。

麻婆豆腐。
冷ややっこ。
湯豆腐。
揚げ出し豆腐…等など。

木綿と絹干しの違いは…というと、
製法が違うので、食べたときの食感が異なり、また、
栄養価も微妙に違うようです。
水分の少ない木綿豆腐の方が、栄養分が凝縮されて、
たんぱく質、カルシウム、鉄分など、絹ごし豆腐に比べると
3割ほど多く含まれるそう…。

ただ、木綿豆腐の方は、製造工程で、水分をしぼることで、
水に溶けやすいビタミンB群やカリウムなどは、水分とともに流出するため、
絹ごしの方に豊富に含まれているとか。

ただ、どちらも、良質のたんぱく質など大豆の栄養たっぷりで、
レシチンやコリンなど、脳の働きをよくする栄養素も含まれた
健康にいい食材。

そのたん白で口当たりがよく、クセのない味わいは、
いろんな調理法、味付けに、適応できます。

積極的に食卓に出したい食材ですね。

さて、我が 家では冷蔵庫に木綿豆腐があり、
何を作ろうか、さんざん迷ったのですが、
木綿豆腐ならではの、田楽を作ることにしました。

田楽には、水分が出ない、しっかりめの食感のお豆腐、
木綿豆腐が合います。

田楽味噌は、八丁味噌を使った名古屋風の味と、
白味噌を使った京風の味と、二種類つくってみました。
どちらも、練りごまを加えることで、味に深みが出て、
風味と香りが食欲をそそります。

062 - コピー


◆豆腐の二色田楽
【材料】(約4人分)
  木綿豆腐 大1丁、 ごま油 少々 
田楽みそ
  A【白みそ 50g、 酒 大さじ3 みりん小さじ1、白練りごま 大さじ1】
  B【赤みそ 50g、 砂糖大さじ3、酒・みりん 各大さじ2、黒練りごま 小さじ1】 
  黒炒りごま・白炒りごま 各適宜

【作り方】 
     1.豆腐を食べやすい大きさ(7㎝×3㎝くらい)に切り、
       キッチンペーパーなどでくるんで水気を取る。
     2.フライパンにごま油を熱して、1の豆腐を両面こんがり焼く。
     3.A、Bそれぞれ、材料を小鍋にいれて弱火にかけ、焦がさない
       ように混ぜながら練り、照りが出て、塗りやすいかたさになると
       火を止める。
     4.豆腐の上に、AとBをそれぞれ塗り、予熱しておいたグリルで
       1~2分、表面に焼き色がつくまで焼く。
     5.Aの白みそ田楽には黒炒りごま、
       Bの赤みそ田楽には白炒りごまを散らす。


※ 豆腐に串をさすと、扱いやすく、見た目もいい感じです。
※ A、Bの田楽みそは、みその味によって、調味料を好みの味加減にして下さい。    
※ 田楽みそは、電子レンジでも作れます。レンジOKのボールに入れ、
  約20秒加熱して、混ぜる、を2~3度繰り返す。
  (残った田楽みそは、炒め物にしたり、みそ汁を作る時に足したり・・・
   等などいろいろ使えます。

【今回使用したのはコチラ】

白ごま油275
(白)ごま油





ねり白150
白練りごま








ねり黒150練りごま(黒)










いり黒
炒りごま(白)




いり黒
炒りごま(黒)






人気ブログランキングへ