きょうは、二十四節気の「芒種」です。

芒種の「芒」は、見慣れぬ字ですが、
芒(のぎ)と読み、
稲や麦など穀物が実ったときに、その先端にある棘のような突起のことです。

麦の穂が実り 収穫期となって刈りとったり、
稲の苗は、田植えの時期を迎えたり…と
穀物の大事な作業をする目安とされている頃が芒種です。

日本人にとって、稲作はとりわけ大切な行事。
さかのぼれば、はるか縄文の頃に、その痕跡をとどめているよう。
田植えは、田楽・御田植祭などのような芸能にも結び付いており、
芒種は、米を主食とする私たち日本人に深く関わっています。

この時季の田植えの終わった田んぼ、
ほっとする 私たちの原風景ではないでしょうか。

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さて、
このころ、というと、
ちょうど梅雨に入る時季でもあります。
昨日今日で、九州から関東までのあちこちで
梅雨入りが発表されました。

急に蒸し暑くなり、じめじめと過ごしにくくなって、
食欲が落ちることもあります。

そんなときにぴったりの、ちょっとさっぱりした、
梅干し入りの炒飯をご紹介します。

梅干しの酸味、青じその爽やかな風味に、
ごまの香りとコク、かつお節の風味があいまって、
食欲そそる一皿です。

カルシウムたっぷりのちりめんじゃこは、味が出るので、
調味料がほとんどいらないくらいです。また、梅干しと一緒に食べることで
カルシウムが体内へ吸収されやすくなるのも嬉しいです。
是非作ってみてください。

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◆ごま風味 梅じゃこ炒飯
【材料】(2~3人分)
   ご飯 茶碗2~3杯分、 梅干し 大2個、 ちりめんじゃこ 大さじ3~4
   ごま油 大さじ1強、 細切り塩昆布 少々、 細ねぎ 3本、
   醤油 少々、 白すりごま 大さじ2強、 削りかつお 1パック、 

【作り方】
   1.梅干しは種をとり包丁でたたく。ねぎは小口切りにしておく。
   2.フライパンにごま油(大さじ1)を熱し、ちりめんじゃこを炒める。
   3.ご飯も入れ炒め合わせ、パラパラほぐれると、梅干し、塩昆布を
     加え、全体になじますように炒める。
   4.醤油を鍋肌からまわしいれて、ねぎ、かつお、すりごま(大さじ2)を
    加えて味を調え、ごま油を少々回し入れて火をとめる。
   5.器に盛って、細くちぎったしそとすりごまを混ぜて、散らす。

  ※ 細切り塩昆布があれば、お醤油はなしでもOK。細切り塩昆布がなければ
   お醤油の量をお好みで調節してください。

【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油 

     

すり白
すりごま(白)








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