きょうは二十四節気の「大寒」
寒さがひときわ厳しくなり、一年で最も寒い時季です。

数年前に、「大寒」の日は「甘酒の日」になったそうです。
大寒の頃、身体を温める飲み物として最もよく飲まれることから、
日本の伝統的な飲み物で発酵食品である甘酒のよさ、その栄養などを
周知してもらう目的で認定されたそう…。

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甘酒は、ここ数年、人気がどんどん上昇しているのですが、
その理由の一つは、その栄養価の高さです。

甘酒には、二つの種類があります。
一つは、米麹から作られるもの。
もう一つは、酒粕から作られるもの。
どちらにも健康と美容に効果的な成分がいろいろ含まれています。

味のお好みは分かれるかもしれませが、どちらも発酵食品で栄養豊富。
今回は、酒粕の方に焦点を当ててみます。

酒粕には、たくさんの栄養素が含まれ、いろいろな効能があります。
便秘や骨粗鬆症の予防効果やアレルギー症状の緩和、糖尿病や高血圧など
生活習慣病の予防等など。
酒粕に含まれているビタミンB群が、肌の代謝を高めて美肌効果があること、
代謝促進でダイエット効果が期待できることは、話題になっていました。

最新の研究では、酒粕に肌のコラーゲンをアップさせる働きがある!
ということが新たに判明したそう。
ますます、酒粕が注目を浴びることと思います。

きょうは、酒粕を使った甘酒をおぜんざい風にアレンジしてみました。
酒粕の甘酒は、その独特の風味がちょっと苦手…という方もいらっしゃるよう。
隠し味に白練りごまを混ぜ込むことで、特有の香りが緩和され、コクが出ます。

トッピングの小豆の甘みと焼いたお餅の香ばしさ、きなことすりごまの風味も
あいまって、なかなかのお味です。

寒いこの季節、美味しくて健康的な甘酒ぜんざいで
美味しくあたたまりましょう~♪

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◆ ごま風味 甘酒ぜんざい
【材料】(約3~4人分)
酒粕100g
水 2カップ
白練りごま 大さじ1.5(20~25g)
砂糖 20g
塩 少々
ゆで小豆 大さじ3~4
餅 3~4個
きなこ 適宜
白すりごま 適宜
【つくり方】
1 酒粕を小さくちぎり、水も加えて、しばらくおいておく。
 (酒粕がかたくなければ、すぐ火にかけてOK)
2 火にかけ潰しながら沸騰させ、弱火で煮る。溶けてとろみがつくと、砂糖と塩を加えて、ひと煮立ちさせます。
3 白練りごまを加えて溶かし混ぜる。
4 器に 3の甘酒、こんがりと焼いた餅、ゆで小豆を入れて、きなことすりごまを混ぜたものをかける。

※ 時間があれば、2で一度冷ますと、味が落ち着いて甘みが増します。
※ 砂糖の量はお好みで加減してください。
※ お好みで、おろした生姜を加えても美味しいです。

【今回使用したのはコチラ】


ねり白150
練りごま(白)




すり白
すりごま(白)





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