11月24日は「和食の日」です。
世界から そのヘルシーさ、美味しさが注目され、
数年前に、ユネスコの無形文化遺産にも登録された和食。

季節感があって、多様な調理法を楽しめ、
栄養バランスがよく、行事食という伝統的な面もある和食。

とはいえ、一般家庭では、和食離れが進んでいるという話も聞きます。

確かに、子どもや若い人の人気メニューというと、
カレーライス、パスタやピザ等イタリアン、ハンバーグやシチューなど洋食
が、上位にくるようです。

その一方、おふくろの味、といえば、
肉じゃがや切干大根煮、おでん等の煮物、、炊き込みご飯やちらし寿司、
味噌汁や卵焼き、きんぴらなど、和食の献立がたくさん挙がります。

やはり、日本の伝統であり、
日本の気候、風土の中ではぐくまれた食材や調味料を使った和食は、
日本人の口にも体にも合う、飽きなこない味なのだと思います。

さて、おふくろの味の中で上位に入る魚料理、というと
さばの味噌煮。
ファンが多い煮物なのですが、
作るのは苦手…さば特有のにおいが出て…
という声も少なくないのです。

きょうは、さば独特のくさみを感じない、
香ばしい美味しさの「さばのごま味噌煮」をご紹介いたします。

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さばをさっと炒め焼きにしてから煮るので、
焼き目の香ばしい風味が加わり、煮る時間が短縮できます。

また、味噌に練り胡麻とすりごまを加えるので、うまみが増して
風味がよく、ご飯がどんどん進む味です。

さば(真さば)は秋から冬にかけてが旬。
旬のさばは、おいしくて、栄養豊富…
EPA、DHAの含有量は、魚の中でトップクラスです。
生活習慣病の予防や、脳の活性化、血液サラサラ効果など
いろいろな健康効果が期待できます。

さばのおいしいこの時季に是非つくってみてください。

◆ さばのごま味噌煮
【材料】
さば 小4切れ、 塩 少々、 くっきんぐせさみおいる 大さじ1
薄力粉 適宜、 ピーマン(赤と緑) 各1個
A【昆布だし(または水) 1/2カップ、 酒 大さじ3、 みりん 大さじ1
  濃口醤油・白味噌・味噌 各 小さじ1、 白練りごま 大さじ1、
  おろし生姜 1かけ分】
白すりごま 大さじ2、 生姜 1かけ(せん切り)

【作り方】
1.さばは、全体に塩をふって15分ほどおき、出てくる水けをペーパーで
  そっと押さえるように拭きとる。(臭みをとる)  
2.皮に2本ほど切り目を入れ、薄力粉をうすくはたきつけ、おいるを熱した
  フライパンで焼く(皮目から、軽く焼き目がつくと返して両面焼く)
  横でピーマンの乱切りも炒め、塩少々をふる。
3.さばとピーマンを一旦取り出し、フライパンをペーパーで拭き、Aを入れ
  煮立つと、さばをもどして、7~8分煮て、仕上げにすりごまを入れて
  火を止め、器に盛り、生姜の千切りを散らす。

※ 今回はピーマンを付け合わせましたが、
  ほかに、ねぎ、青梗菜など青菜、ごぼう…等など
  お好みの野菜を添えてください。

【今回使用したのはコチラ】

cooking sesami oil



くっきんぐせさみおいる



ねり白150
練りごま(白)







すり白
すりごま(白)









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