今年の冬は寒さが厳しいです。
昨年、京都では冬日(一日の最低気温が0℃未満になった日)
が、たった2日でしたが、
今年は年初から冬日がつづき、すでに冬日が10日。

今は、二十四節気の大寒の時季、しばらくは
寒い日が到来することでしょう。
身体を温めて、風邪やインフルエンザやコロナにかからない
免疫力もつけたいものです。

きょうは、この前のねぎだれ餅につづいて
黒ごま油を使った献立をご紹介いたします。

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          (ふつうのごま油の琥珀色と比べると、だいぶ深く濃い色です)

黒ごま油は、その名の通り、黒ごまが原料。
黒ごまは、漢方に使われ、血行をよくし、
身体を温める働きがあります。

昨年、リニューアルした黒ごま油、
焙煎をつよくすることで、
ごまの芳醇で豊かな香りがアップ、
濃厚な味わいが深まって創業当時の味に近づきました。

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ごまの香り高い黒ごま油で、
大根の皮のきんぴらを作りました。

大根の皮、というと、捨てられる部分。
おでんやふろふき大根など煮物に使うときは、
ぶ厚く皮をむいた方が、美味しくできあがります。

が、むいた皮は決して捨てないでください。
皮の方が栄養豊富なので、もったいないのです。
(免疫力アップにつながるビタミンC、がんを抑制する酵素など、
皮の方が少し多い)

皮をきんぴら風の炒め煮にすると、美味しい一皿になります。
皮はスジが多くて、かたいのですが、
きんぴらにすると、それがこりっとした食感になって
歯ごたえが楽しめるのです。

ただ、皮には、少し苦みやえぐみがあります。が、
黒ごま油で調理すると、ごまの芳醇な香りで
その苦みやえぐみが消されます。

無駄なく美味しく食べて、冷え性撃退、免疫力アップ!
是非作ってみてください。

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◆ 黒ごま油で~きんぴら大根
【材料】(3~4人分)
大根の皮  200g(約15cm分、厚めにむいたもの)
大根の葉  少々
黒ごま油 大さじ1
ちりめんじゃこ 約10g
油揚げ 1/2枚
A【酒 大さじ2、 みりん 大さじ1、 うす口醤油 大さじ1/2】
塩 少々
【作り方】
1.厚く(5mmくらいに)むいた大根の皮は、5cm長さで
 巾5mmくらいに切る。
(繊維に沿って、太めのマッチ棒のように切る)
2.油揚げも大根と同じくらいの大きさに切る。
3.フライパンにごま油を熱し、1を入れて炒める。
塩をふりかけ、強めの火で2~3分炒める。
4.ちりめんじゃこと2の油揚げ、刻んだ大根の葉も加えて
 一炒めし、Aをまわしかけ、汁気がなくなるまで煮詰める。

※ ここでは、ちりめんじゃこ、油揚げなど加えましたが、
大根の皮だけでも美味しい。
※ お好みで1で鷹の爪を加える。

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【今回使用したのはコチラ】
黒ごま油






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